目白大学/私のイチオシ
多様化・複雑化する情報環境における意思決定について研究
※掲載内容は取材時のものです
コレ知ってる?
「社会的ジレンマ」という現象をご存じですか?
掃除当番のときに自分だけサボれば一時的に楽ができますが、みんなが同じようにサボりだすと結果的に教室は汚れ、不快な環境になります。文化祭の準備でもみんなが他人任せにすると、結局誰も動かずに準備が遅れ、クラス全体が困ることに…。
つまり、自分だけ得する行動をみんなが選ぶと「意図せぬ」状況に陥ってしまう現象を指します。これは、身近なものだけでなく、SNSなどの情報行動やグローバルな環境問題、資源・エネルギー問題まで、様々な社会問題の構造に共通して見られます。世の中では社会的ジレンマ解決のため、ルールづくりや互いの信頼関係の構築など、状況に応じた工夫が重ねられているのです。
この学問のココがおもしろい!
専門は「社会情報学」「メディア研究」です。
みなさんの選択や判断は、本当に自分の意思によるものでしょうか?
私たちは今、多様化するメディアや発信者から、数多くの情報を受け取っています。それらの影響を受けつつも、ときにそれに気づかぬまま、自らの意思として様々な判断や行動を行っています。インフルエンサーが発信する情報やインパクトのある動画を目にして感情をゆすぶられたり、生成AIに悩み事を相談し、重要な選択を決めている人もいるかもしれません。
このように多様化・複雑化する情報環境のなかで、人々はメディアや情報からどのような影響を受け、意思決定をしているのかを研究しています。
キャンパスのお気に入りスポット
目白大学 新宿キャンパスの図書館は、館内が明るく清潔な雰囲気に満ちています。施設・設備面の整備も進んでおり、蔵書もかなり充実してきています。現代はインターネットを介して膨大な情報が取得できる時代ではありますが、ここでしか出会えない先人たちの知恵や知見、思考や思想、創造性・感性なども数多くあると思います。そうした知的な刺激にあふれた、居心地のよい空間を堪能してみてください。