千葉工業大学/卒業後の進路

私は幼い頃から、自動車に乗せてもらい遠出をすることが好きでした。運転免許を取得してからは、自動車の魅力だけではなく、その危険性についても考えるようになりました。研究室での活動や研究テーマのロボット技術を生かして、楽しく安全に乗れる自動車を開発したいと思い、エンジニアとして自動車に関わる道を選びました。

人を乗せて走る自動車は、安全のために運転手に多くのスキルを求めます。自動車の性能と運転技術が見合わず、自動車に乗ることを純粋に楽しめない方。運転が好きなのに、加齢により運転に不安が生じた方や、運転という行為自体を家族に心配されてしまう方。さまざまな理由で自動車の運転を楽しめない方がいらっしゃいます。私はエンジニアとして、こうした運転者の負担を肩代わりできるような性能を持った自動車を開発したいです。

私の目標は、大きな安心感と遊び心を兼ね備えた、魅力あふれる自動車を開発することです。楽しさとは、安心感があってこそ成り立つものだと思います。運転する楽しさはもちろん、乗っている人にも楽しんでいただける自動車を作れるよう、これからも学んでいきたいです。