大妻女子大学/私のイチオシ
災害心理学は“誰もが日常で使える学問”
※掲載内容は取材時のものです
コレ知ってる?
もし、あなたの通う高校が災害時の避難所になったらどうしますか?限られた水や食料をどう分けるか、意見の違う人たちをどうまとめるか。災害時の避難所の運営は「文化祭の準備」や「部活動のチームワーク」とよく似ています。私が実践している避難所運営のシミュレーションゲームや帰宅困難者支援施設運営ゲームでも、日常のコミュニケーション力やリーダーシップが大きな鍵になります。災害心理学は、単に災害そのものを研究するだけでなく、人と人とがどう協力し合い、困難を乗り越えていくかを考える、とても前向きな学問です。
この学問のココがおもしろい!
災害心理学は「特別な時のための学問」ではなく、「誰もが日常で使える学問」であるところです。災害時のパニックを防ぐ方法や、傷ついた人の心のケアは、実はふだんの人間関係のトラブル解決や、落ち込んだ友人に寄り添うスキルと同じ心のメカニズムに基づいています。
災害心理学を学ぶことは、そのまま日々のコミュニケーションを豊かにし、人と人とがよりよく共生していく力を育むことにつながります。いざという時のための知識が、毎日の生活をも少しだけ温かく、生きやすくしてくれるのが奥深く面白いところです。
キャンパスのお気に入りスポット
オープンキャンパスのメイン会場となる7号館1階のラウンジがおすすめです。壁側のカウンター席で一人落ち着いて過ごしたり、丸テーブルで友人と談笑したりできる、学生に人気の空間です。
専門の「災害心理学」の視点から、ひとつ豆知識をお伝えします。ここのエントランスは自動ドアですが、災害時に電気が止まって開かなくなった場合に備え、すぐ脇に手動で開く「ホテルドア」が設置されています。「いざという時の逃げ道」を事前に知っておくことは、いざという時のパニックを防ぎ、心に余裕を生み出す第一歩です。オープンキャンパスにお越しの際は、ぜひこのドアを探してみてください。少しの知識が、皆さんの安心につながるはずです。