きょうりん

杏林大学

私立大学 東京都

杏林大学/志望理由

英語を通して「ことば」を学び、コミュニケーションについて考える

顔写真
外国語学部 英語学科 3年 竹村俊亮さん 東京都立松が谷高校 卒業

※掲載内容は取材時のものです

興味をもったきっかけ

現在主に、会話や小説などにおいて人がどのように言葉を操り、自分の気持ちをうまく伝えたり相手の行動に影響を与えたりしているのかという点について「ことば」を研究しています。
私がこの分野に興味を持ったきっかけは、高校時代の人間関係です。クラスメイトや部活動で話をしても仲を深められなかったり、親しかった友人と仲違いしてしまったこともありました。この経験から、言葉の使い方が上手な人はどのように言葉を操り、他者に自分の気持ちを伝えて相手に影響を与えているのかということを学びたいと思うようになりました。

この大学を選んだ理由

外国人教員による少人数で学ぶ英語科目が充実していて、外国語学部の評価が高かったので杏林大学を選びました。他大学の模擬授業を受けたとき、大きな講義室に数百人が集まり、遠くで講義が進行していた、という経験がありますが、杏林大学の講義室は高校の教室と同じくらいの広さだったので、教員とのより密なコミュニケーションが取れるのではと感じました。また、著書がヒットしたり、素晴らしい実績を持った教員から直接多くのことを学べる点も魅力的だと思っています。

社会との関わり

高度な専門科目を通じて分析力や思考力を養う

「ことば」を研究することで、人とのコミュニケーションの本質が見えてきます。例えば、子どもが母親の大事にしていた花瓶を割ってしまったとします。そのとき、子どもがただ“I’m sorry. I broke the vase.”と言っただけでは、母親に叱られるでしょう。しかし、子どもが花瓶を割ってしまったことを正直に母親に伝えるということは同じでも、“Well, worries are over.(花瓶を割らないかという不安は終わった)”と言うことで、花瓶を割ったことを暗に示しつつも、新たなニュアンスが生まれます。
会話は情報共有のための手段だけではありません。文字通りの意味の解釈だけではわからないニュアンスを言葉に隠す工夫が、受け手の気持ちに影響を与えるのです。この研究を通じコミュニケーションの本質や、他者に伝えることの難しさとおもしろさを実感しています。

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