杏林大学/卒業後の進路

大学での授業を通して病院で直接患者さんの治療に関わることで、医療に貢献したいという思いが強くなりました。また、「臨床実習」を通して、将来力を入れたい分野を見つけることができたため、それが実現できそうな病院を探しました。就職活動中は、大学のキャリアサポートセンターで小論文や面接の対策をしていただき、そのおかげで希望する病院から内定をもらうことができました。

「臨床実習」の際に、人工呼吸器をつけた患者さんの呼吸療法の一つであるリハビリに参加し、多職種のスタッフと協力しながら患者さんの病状に合った治療を行いました。リハビリの回数を重ねるごとに、患者さんの表情が明るくなったり、会話が増えたりと目に見えて回復していく姿を見ることができてうれしく感じました。この経験から、臨床工学技士が呼吸療法に積極的に参加している病院で働きたいと思い、就職活動をしました。

私が就職する予定の病院では、臨床工学技士の業務拡大を積極的に行っているため、自ら積極的に治療に参加し学び続けながらチーム医療に貢献したいと考えています。また、これまでの学びを通して、患者さんのために一生懸命になれる技士になりたいと思うようになりました。将来は、機器を通して患者さんによりよい治療を提案できるようになるのが目標です。