星薬科大学/志望理由

私が「薬剤師になりたい」と思ったのは、幼少期に通っていた薬局の薬剤師が薬を調剤する姿に憧れたことがきっかけです。薬局に行くたびに薬剤師の姿を観察していると、ただ薬を渡すだけでなく、薬の効果や使用方法をわかりやすく説明し、患者さんの不安を和らげていることに気づきました。この経験から、私も患者さんに寄り添い、安心感を提供できる薬剤師になりたいと思うようになりました。

星薬科大学は、その名の通り単科大学であるため、学生全員が同じ目標に向かって勉強し、お互いに高め合うことができるところに魅力を感じました。国家試験のストレート合格率もトップレベルであり、試験対策の仕組みも整っています。また、1年次から白衣を着て実験をする授業が多くあるため、講義で学んだことを早い段階で実践に移すことができ、より理解を深めることや薬剤師として必要な実践力を身に付けることができるのではないかと思います。

現在ますますAI化が進んでいく社会のなかで、薬剤師に求められるのはコミュニケーション力だと考えます。今後、ますます薬の調剤を機械に任せることができるようになってくると考えられるため、薬剤師は患者さんから多くの情報を引き出し、それぞれの患者さんに適した服薬指導をすることが求められます。また、高齢化が進む中で、在宅医療を望む患者さんも増えていくことでしょう。そのため、訪問薬剤管理指導ができる薬剤師を増やしていくことも、社会にとって必要なことだと感じています。