明治学院大学/私のイチオシ
幅広い学びで多角的に考察する力が身に付く
※掲載内容は取材時のものです
夢中になったきっかけ
私は現在、オーバーツーリズム(観光客の過剰による観光公害)をテーマに、卒業研究に取り組んでいます。もともと観光に興味があり、1年次に環境問題の講義を受けたことで、さらに興味が深まりました。「観光」と聞くと、「楽しい」といった、よいイメージをもつ人が多いと思います。しかし、観光地の視点で考えた場合、観光客が原因で貴重な環境資源の損失や、住民の心理的負担になるといった問題も存在します。ポジティブな面だけでなく、観光地が抱えるネガディブな面を知りたいと思い、研究テーマに選びました。
この学問のココがおもしろい
観光は地域に恩恵を与えてくれる反面、地域や住民にもたらすネガティブな影響もあります。この研究を通して、多角的な視点で物ごとを捉える重要性を学ぶことができました。観光の実態を知るには、経済や政治、文化など、他分野を含む幅広い知識が必要です。文献を読んでいた時に専門と異なる統計分析の項目があったのですが、統計の授業を受けていたことで正しく理解ができました。専門外であっても、関心のある科目を積極的に学ぶことの重要性を実感した瞬間でした。学んだ知識と研究がひもづいたときの喜びは、何ごとにも代え難く、今も心に強く残っています。
キャンパスのお気に入りスポット
横浜キャンパスにある「遠望橋」が私のおすすめスポットです。キャンパスの中央にある橋なのですが、そこから眺める景色はすばらしく、リラックスしたいときによく訪れています。特に晴れた日は富士山がきれいに見えるので、写真を撮ってパワーをもらっています。授業の前後には、インターナショナルラウンジにあるカフェによく立ち寄ります。授業やプライベートのことなど、友人とさまざまな話をしながら過ごす時間も大好きです。