北陸学院大学/私のイチオシ
「わかる授業」「楽しい授業」を追究
※掲載内容は取材時のものです
コレ知ってる?
GIGAスクール構想が実現され、「ICT教育」が進んでいます。ICTはInformation and Communication Technologyの頭文字で、情報通信技術のことです。代表的なものはタブレット端末です。学習にタブレット端末を活用することで、インターネットで調べたり、調べたことを文字だけでなく図や写真などを使ってビジュアル的にまとめたり伝えたりすることができます。
このような学習方法が日常的になりましたが、一人ひとりにあった個別最適な学びをどう具体化していくかが課題となっています。
この学問のココがおもしろい
学習方法は、その時代の教育機器に大きく依存します。昭和の時代は、テレビ放送やビデオ教材などを活用した「視聴覚教育」が行われていました。平成の時代になると、パソコン教室が設置され「コンピュータ教育」が行われるようになりました。そして、令和の時代は「ICT教育」が行われています。
このように学習方法は、いわば“流行”とも言うことができますが、“不易”なのは「わかる授業」「楽しい授業」です。この2つの授業が私のこれまでの、そしてこれからも共通の研究テーマです。
キャンパスのお気に入りスポット
私のお気に入りスポットは、大学の正面にある小さな緑の広場です。白いテーブルセットやベンチがあって、学生たちの語らいや憩いの場になっています。私も学生と談話したり花の世話をしたり、ツツジの枝を一緒に剪定したりしていて、とても愛着のあるスポットです。北陸学院小学校の児童がシロツメクサやタンポポを観察する場にもなっています。眺望もすばらしく、北東の方角には医王山を眺めることができます。時折、雲を眼下に見ることができて、神秘的な一面もあります。