大谷大学/志望理由

私が小学校の先生をめざしたのは小学4年生の頃。当時の担任の先生に思いが伝わらず、「私が先生だったら」と考えたことがきっかけでした。そして、その夢が具体化したのは、妹たちに勉強を教えるようになってから。2歳下と8歳下の妹に勉強を教えているうちにその楽しさを知り、妹たちが「わかった」という瞬間を間近で見て、私は教師になりたいと思いました。

少人数制教育にひかれました。初等教育コースは1クラス約20人で授業を行い、先生との距離も近く、授業中でも疑問に思ったことをすぐに質問することができます。また、大谷大学は地下鉄「北大路」駅のすぐ近くにあり、通学しやすいことも魅力的でした。貴重な朝の時間を節約できるのは、とても良かったです。そのほか、教員採用試験の対策や教師の仕事などについて質問できる教職アドバイザーがいることや、1年生の時に行われる学校ボランティアで、実際の教育現場を体験できるところもポイントでした。

未来の日本をつくっていくのは今の子どもたちです。世界に負けないすてきな国をつくっていくために、最も必要なのは教育だと思います。何でも吸収する小学生の時に教師がどんな言葉をかけるか、どんな姿を見せるかによって子どもたちの将来への軸ができていく気がします。教育次第で社会が変わっていくという意味でも、教育と社会は深くつながっていると感じます。また私は、教員免許のほかに学校図書館司書の資格取得をめざして勉強中です。そして、児童一人ひとりの話を聞いてそれぞれにあった対応ができる教師をめざしたいと思います。