京都先端科学大学/先輩の学生生活体験記

高校生活3年間吹奏楽部に所属しており、毎日部活三昧でした。部員の仲間と過ごす時間が最も長かったです。吹奏楽部は比較的部員の人数が多く、他学年との交流も含めあらゆる考え方を知ることができました。
部活動に多くの時間を割いていた私を救ったのが、高校一年生の頃から続けてきた授業中に理解するという姿勢でした。理解できないことは、その場で先生に聞いたり友達に聞いたりして分からないことに向き合っていました。毎日部活三昧の私は帰宅後勉強をする気力がなく、テスト前にしか復習しませんでしたが、1度理解しているためテスト前や受験前は1から理解する時間を省くことができ、応用や苦手な部分に時間をかけることができました。

私は看護学科に所属しており、医療系の学問を学んでいます。例えば「解剖生理学｣で、多くの学生が難しいと感じる科目だと思います。人体の各器官の構造や働きを学ぶため、単語を覚えるだけで理解できる科目ではありません。どのような働きがあるのかは、文章で説明できないといけませんし、結果だけでなくその過程を理解しなければなりません。そのため、なぜそうなるのかを知ること、なぜそうする必要があるのかを知ることは本当に重要だと感じながら学んでいます。

志望大学を決める際に、知名度や偏差値を気にしてしまうかも知れませんが、実際には自分が何を学びたいか、何に力を入れたいのかを明らかにし、それらが実現できる大学に入った方がより充実した大学生活を送れると思います。それは、学習の充実という意味もありますが、同じものを目標とする仲間が集まるため、切磋琢磨し合って悩みも共有でき、共に楽しむことができる友人関係を築くことができ、毎日が充実するという意味でもあります。「素敵な友達ができて夢を叶えられる大学｣で充実した大学生活を送ってください。応援しています。