きょうとやっか

京都薬科大学

私立大学 京都府

京都薬科大学/私のイチオシ

新技術を活用して患者さんのより良い生活を実現したい

顔写真
薬学部 薬学科 3年 髙橋るなさん 兵庫県・私立高校 卒業

※掲載内容は取材時のものです

夢中になったきっかけ

私が薬学に興味をもったきっかけは、ワイヤレス血糖測定センサーの登場でした。同居する家族が糖尿病を患っており、食事前や就寝前は必ず血糖値を測定し管理する必要があります。しかし、針を指に刺して使うタイプの血糖測定器のため、針を刺すことによる苦痛や針が手元にないと血糖値測定ができない不便さが本人のみならず家族全員を悩ませていました。
しかし、ある時主治医の先生から最新型の血糖測定器を提供していただき、腕に付けたセンサーにスマートフォンをかざすだけで血糖値の計測ができるようになりました。私はこのことに非常に感動し、新技術を活用して不便さを解消することで患者さんのより良い生活を実現していきたいと思うようになりました。

この学問のココがおもしろい

薬学部では、薬についてのみ学ぶと思われがちですが、実際には薬学部が扱うテーマは薬「だけ」ではありません。例えば、前述した血糖測定センサーを含む医療機器の開発や疾患発症メカニズムの解明など、薬学がその力を発揮する分野は非常に幅広いです。
また、薬学部は医療系学部の中で唯一、化学を専門に扱うという大きな特徴があります。臨床現場でも薬が効く仕組みを分子レベルで理解しているのは薬剤師だけなので、化学のプロフェッショナルとして重宝される場面も少なくありません。広範囲に及ぶ豊富な知識と極めて高い専門性の両方を同時に身に付けられるのが薬学部の強みだと感じています。

キャンパスのお気に入りスポット

私のおすすめのスポットは図書館です。普段の学習に関連する書籍から資格試験の参考書、話題の書籍まで、さまざまな本が揃っています。また、照明や仕切りのある机が随所に配置されており、勉強する場所としても非常に快適です。PCとイヤホンを持っていけば図書館でオンライン・オンデマンド授業を受講することもできます。さらに、図書館のPCからは大学が契約しているデータベースや電子ジャーナルを自由に閲覧することができます。勉強や研究において、いつもお世話になっています。

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