宝塚大学/卒業後の進路
念願の病棟看護師に!さらなるキャリアアップもめざしたい
※掲載内容は取材時のものです
どのように考えてキャリアを選んだか
小学生の時に入院した病院で優しく支えてくださった看護師の方に憧れたことが、看護の道に進むきっかけになりました。
大学での急性看護学実習では、術後の不安そうな患者さんをこまめに訪室し、悩みを聞いている看護師の方の姿を見て、患者さんと深くかかわることのできる病棟の看護師になりたいと考えました。また、最新医療を提供できる大規模病院は、自分もその最新医療についての知識を得ることができ、看護師として成長することができるのではないかと思いました。
これらをふまえ3年次の11月に学内合同説明会に参加し、理念に共感した県立病院を志望しました。志望した病院は倍率が高かったため、3年次の3月頃からキャリア支援室で、面接練習や小論文の添削を何度も受けました。そのおかげで内定をいただくことができました。
キャリア選択のポイント
3年次の慢性看護学実習で、レビー小体型認知症の患者さんを受け持ちました。初めは、大声を出されたり、怒鳴られたりしたこともありましたが、毎日訪室し、敬意を持って関わらせていただくことで、私とコミュニケーションをとる時に大声を出されることがなくなりました。
そういった経験から、患者さんの言葉に耳を傾け、敬意を持ち、寄り添った看護を提供することの大切さを学び、病棟看護師になることへの思いが強くなりました。
今後の夢・目標
まだ分野は決まっていないのですが、専門・認定看護師の資格を取りたいと考えています。
1つの分野の知識を深め、その分野に特化した看護師になることで、その病気で困っている患者さんの悩みや不安を解消し、より手厚い看護が提供できると考えたからです。
私が就職する予定の病院では、約40人の専門・認定看護師の方が働いています。私もその中の1人になることが目標です。そのために、初めの1年は看護の基礎を臨床や座学でしっかりと学びたいと思います。