奈良大学/先輩の学生生活体験記

私は高校3年間、特に部活動に注力していました。器械体操部に所属し、初心者からのスタートでしたが、毎日練習に励み、大会では個人総合で入賞することも出来ました。苦労したこともたくさんありましたが、その分大変充実した毎日を過ごすことができました。
また、私は毎日の授業を大切にしていました。黒板に書かれていないことでも、先生の話を聞いて大切だと思ったことは、ノートやプリントに何でも書いていました。今でも高校の日本史のノートを見返すことがあるのですが、色々と書き込みをしていて良かったと思うことが多々あります。

木下先生のゼミで、近世の寺子屋「時習斉」について研究しています。奈良大学には様々な歴史に関する文献や、史料があることが魅力であると思っています。私が研究している「時習斉」に関する史料は大学には無かったので、実際に博物館に行って関連する史料を特別に見させていただきました。近世では主に「くずし字」という書き方が主流で、辞典などを用いて、当時の史料に書かれていることを読み取っています。その読み取ったことから、自分の考えなどを根拠を用いて述べます。

私は高校生の頃、本格的なレポートを書いたことが無かったので不安だったのですが、入学してすぐにレポートの書き方を学び、練習する授業があり、大変参考になりました。また、奈良大学の図書館は大変充実しており、外部の方もよく来られます。
また、食堂は日替わりメニューがあるため、毎日、今日はどんなメニューなのかワクワクしています。メニューも安くて早くて、美味しいです。また、本屋さんもあって、勉強に関する本はもちろん、雑誌や漫画なども揃っています。

自分はどんなことに関心があって、将来どのような自分になりたいのかを改めて考えてみてください。自分が関心を持っていない分野を研究していくのは、正直しんどいと思います。そして、志望する大学では自分の学びたいことは学べるのか、どのようなゼミ、先生がいるのかは確認した方がいいと思います。また、通学距離や金銭面などもしっかりと考えるべきだと思います。受験やその後の大学生活など、大変なことも多いですが、何より自分の身体を大切にして頑張ってください。