佐久大学信州短期大学部/私のイチオシ
実習室はまるで本物の保育所。成長を実感できる環境で学べる
福祉学科/子ども福祉専攻 2年
小浜寧々さん
※掲載内容は取材時のものです
夢中になったきっかけ
私は一度社会人を経験してから入学しており、それまでは知的障害や精神障害を抱える方が利用する就労者支援施設に勤務していました。そのとき、利用者の方が「小さい頃、先生に怒られた記憶はあるけど、楽しかった記憶はほとんどない」と寂しそうに話しているのを聞き、今この瞬間にもいるであろう個別支援が必要な子どもたちの力になりたいと思いました。幸い、そのことを相談した当時の上司も背中を押してくれたため、保育士の資格を取得するために大学で学ぶことを決めました。
この学問のココがおもしろい
保育士として実務経験のある教員による実践形式の授業もあり、専門知識を学ぶ授業の全てが興味深いものでした。私が特に力を入れたのは、弾き歌いや劇の実演をする授業と「子どもたちが行う際、どのような点に配慮すべきか」という観点に立ちながら製作活動をする授業です。また、模擬保育ではクラスの仲間同士で学び合いながらお互いを高め合う雰囲気の中、徐々に成長していることを実感できました。
キャンパスのお気に入りスポット
私のおすすめスポットは、子ども福祉専攻の学生だけが利用できる「保育実習室」と「ピアノ練習室」です。保育実習室は実際の保育所のような造りになっており、机や椅子も子ども用の小さなサイズのものが置かれています。クレヨンや画用紙、はさみ、絵の具といった図工用品もそろっているため、演劇で必要な衣装や装飾を作るときにも利用できます。ピアノ練習室は個室で、心置きなくピアノや弾き歌いの練習をすることができます。