佐久大学信州短期大学部/志望理由

中学生のときから高齢者施設で利用者と交流する機会があり、高校も総合学科で介護に関わる科目を中心に学んでいました。その中で、嚥下障害のある方や胃ろうを使って直接胃へ栄養を送っている方と接したことをきっかけに、自分の口から食べることの幸せを感じてもらえるような支援をしたいと思うようになりました。高齢者施設では、利用者の笑顔からたくさんの元気をもらいましたが、今度は私が介護福祉士として利用者を笑顔にしたいです。

介護福祉士の資格を取得するにあたり、大学として国家試験に絞った対策講座を行っていることが決め手でした。学ぶスピードには個人差があるため、教員が学生一人ひとりの理解度に合わせて指導してくださる環境は、とても貴重だと思います。また、実際の介護施設を想定した設備や福祉用具が整っており、専門的な知識と技術を学べることや多様な実習先が用意されており、実践的な経験を積めることも魅力でした。

幅広い福祉を学ぶ中で、社会的に認知症の高齢者が増加傾向にあることをあらためて実感しました。認知症の症状や特徴は一人ひとり異なるため、対象者の状態を丁寧に把握し、その人に合った接し方を理解していく必要があります。小さなサインに気づき、相手の視点に立って考え、その人らしさを大切にしたサポートを行っていきたいです。