技術職は、ひとりの力じゃ限界!? これからの理工系人材は、コラボの時代 技術職は、ひとりの力じゃ限界!? これからの理工系人材は、コラボの時代

人、モノとの出会いが、理工系人材を育てる。

現在、あらゆる企業が、企画・開発などを消費者、協力企業、教育機関、研究機関、自治体など、さまざまなステークホルダーと対話・協業しながら進めています。実は、こういった「コラボ」は理工系人材においても必要なこと。AI技術の発展や新型コロナウイルスによる社会環境の変化など、未来が予測しにくくなっています。このような時代に対応し続けていくために、理工系の分野で活躍する人々には、どのような力が、そして、どのような出会いが必要なのでしょうか。

「これまで」の理工系人材 → “技術力” を磨きに磨く。 「これまで」の理工系人材 → “技術力” を磨きに磨く。

急速な科学技術の発展は、生活の豊かさを手に入れたと同時に地球温暖化問題、オゾン層の破壊といった環境問題を生みました。さらに世界中の情報を知ることができるインターネットは便利な反面、新たな犯罪や個人情報の流出などの社会問題を起こしています。これまでの単に技術力だけを磨いていく理工系人材のあり方は、すでに過去のものとなりつつあります。

「これから」の理工系人材 → “新しい価値” を生み出す力をもつ。 「これから」の理工系人材 → “新しい価値” を生み出す力をもつ。

いま社会に求められる理工系人材は、科学技術の発展と同時に、数多く起こっている社会問題に立ち向かっていける人です。そのためには、高い専門性や技術力を身に付けるだけではなく、自分自身で課題を持ち深く考え、技術を使いながら数多くの人やモノと出会いコラボしていく。そして、今までにない新しい価値を生み出していくことが必要です。

COxLAB. 共創研究所 工学院大学 いま必要な力は、コラボ力。人やモノと出会い、新たな価値を生むコラボ力。技術を、社会へ、人へ、将来へとつなぐ大切な架け橋です。あなたも工学院大学で、コラボ力を身に付けませんか。 COxLAB. 共創研究所 工学院大学 いま必要な力は、コラボ力。人やモノと出会い、新たな価値を生むコラボ力。技術を、社会へ、人へ、将来へとつなぐ大切な架け橋です。あなたも工学院大学で、コラボ力を身に付けませんか。

工学院大学のコラボ力

コラボ01 学生 × 学生

ソーラーチームリーダー 工学研究科 機械工学専攻 修士課程2年 松田 直大 Matsuda Naoharu

次世代とのコラボが、
ソーラーチームの原動力になる。

ソーラーカーの研究開発を通して、世界大会での優勝と持続可能な社会の実現をめざす学生プロジェクトです。昨年からは附属中高自動車部とコラボを開始しました。工具の使い方からレースの基礎、ソーラーカーの発電効率などの専門的な部分まで、全面的にサポートしています。毎年人が入れ替わる大学では、次世代の人材を育てることが最も重要です。その成果として、高校生が和歌山県白浜のレースで3位の成績を残しました。このようにチームの仲間はもちろん、中高生、企業など、さまざまな人とのコラボがチームの原動力となっています。ぜひ、あなたも私たちとコラボしてみませんか。

学生プロジェクトとは?

学生の自主的なモノづくり活動「学生プロジェクト」。
現在、ソーラーチームをはじめ、12の団体が活動。
施設・設備の提供や活動費の補助など、大学がサポートしています。

工学院大学の
学生プロジェクト

コラボ02 学生 × 地域・社会

工学研究科 建築学専攻 修士課程1年 朝田 岳久 ASADA Takehisa

地域の人々とのコラボが、
その地の魅力を伝えることになる。

山梨県山梨市“赤芝集落”の重要伝統的建造物群保存地区の制定に向けて調査・利活用提案を行いました。集落にお住いの方にヒアリング調査をし、課題点やニーズを引き出して集落活性化を実施。地域住民との対話から暮らしの知恵や魅力を知り、それらを活かし現代に継承することの大切さを実感しました。さらに、この調査した民家を対象に研究室のメンバーと学外のコンペティションにも参加。優秀賞を受賞することができました。このように、地域の人々、仲間など、人と人とのつながりがここには溢れています。

社会と連携する活動とは?

グローバル社会の発展のため、卒業生、企業社会、地域社会、工学教育コミュニティ、学協会などと協力。赤芝プロジェクトをはじめとした数多くの社会連携を行なっています。

社会と連携した研究や
プロジェクト

コラボ03 学生 × 教員

工学研究科 機械工学専攻 博士後期課程2年 森野 麻衣子 MORINO Maiko

数多くの人とのコラボが、
研究の成果につながる。

現在、バイオマスプラスチックは、レジ袋などには使われていますが、機械部品への適用例はほとんどありません。そこで、この機械部品として使用可能なものを創製すれば、環境問題の解決につながると考えました。研究は、まず自分で考えて、先生、研究室の先輩、後輩、同期と互いに問題点を出し合いながら進めます。その成果を国内外の学会に参加し発表することで、さまざまな質問や意見をいただき研究に活かします。すべてが人とのコラボで行っているといっても過言ではないと思います。

研究室での取り組みとは?

現在、160を越える研究室があります。
卒業研究では、学科のいずれかの研究室に所属。学生自身が選んだ研究テーマに取り組み、日々、未来へ続く知の冒険へチャレンジしています。

工学院大学の研究室

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