勉強と部活の効率的な両立法を学べ!

高校では、勉強も部活もがんばりたいと考えている人も多いだろう。でも、部活は中学よりもハードになるだろうし、勉強と両立できるだろうか…。今回は、そんな悩みを吹き飛ばす、先輩の「勉強と部活の両立法」を伝授!
予習・復習は「わからない」を優先!
まず、予習はサラッと次回の授業の範囲を読むだけで十分。ただし、その際には「ここは難しそう」「読んでもよくわからない」という部分に印をつけておくようにしよう。
そして、授業中は「どんなに部活の疲れで睡魔が襲ってきても、その部分だけは聞くぞ!」と決めて、予習時にチェックしていたところを集中して聞く。授業をただ受けるよりもはるかに理解度が増しているはずだ。寝てしまう心配があるなら、隣の席の友達に「ここだけは起こして!」とお願いしておくといいだろう。
復習は、授業内容すべてをやる必要はない。その日の授業で難しいと感じた問題を解き直しておこう。オススメなのは復習のためのノートを1冊つくることだ。ノートに復習した問題をためていけば、定期テスト前にはいつの間にか、自分専用のニガテ対策問題集ができあがっているはず。日々積み重ねることで、効率的な勉強をすることができるぞ。
先輩の体験記
- 忙しくてどうしても勉強に手が回らない人は、復習だけでもOK。僕は授業をしっかりと聞いて、わからない問題やニガテな問題を明確にして、「その問題だけは必ず復習する」と決めて復習していました。ニガテを残さないようにすることで、受験にもつながる勉強の積み重ねになったと感じています。
得意な「時間」を見つけよう!
部活をやっていると、「家に帰るのが遅いため、帰るとすぐ寝てしまう」という人も多いようだ。勉強は、必ずしも夜やる必要はないし、人によって集中できる時間は異なる。「朝少し早起きして、復習の時間にあてる」「通学の電車のなかで、毎日英単語を20個覚える」など、工夫すれば時間はねん出できるもの。どの時間帯が一番集中できるかを見極めて、効率的に勉強しよう。
先輩の体験記
- 部活で帰るのがいつも20時過ぎになってしまい、帰っても疲れて寝てしまっていました。しかし、これではよくないと感じて、朝、少し早く起きて、英単語を予習したり、数学の問題を復習したりする時間をつくりました。毎日30分ほどですが、夜やっていたころとは集中力が違うので、今のほうが知識が定着している実感があります。
できる先輩のワザを盗もう!
「部活で疲れて勉強ができない…」、その悩みを一番よく理解してくれるのは、部活の先輩だろう。同じ部活の先輩だからこそ、きっと1年生のときには同じような悩みを抱えていたはず。先輩たちがどうやって勉強と部活を両立させてきたのか、さりげなく聞いてみよう。そうすれば、予習や復習の効果的な方法や、授業のノートの取り方など、きっと役立つ情報を教えてくれるはず!学ぶことは「マネぶ」こと、というように、まずはできる先輩のノートの取り方や復習方法をマネすることから始めてみよう。
また、マナビジョンの「気になる大学のこと!先輩の口コミ」には、先輩の体験記や入試対策レポートなど、進路検討や勉強に役立つ先輩たちの生の声がたくさん掲載されている。こちらもあわせてチェックして、これからの学習の参考にしよう。