デキる人はこうやった!科目別・必勝暗記法

暗記が好きな人、得意な人はそう多くない。義務感で取り組んで、結局なかなか進まずに苦労している人の方が多いだろう。そんな人に、今回は先輩が実践していたオススメの暗記法を紹介!今よりも効率がよくて、定着しやすい方法がないかチェックしてみよう。
【英語】の必勝暗記法
先輩の体験記
関連する単語はまとめて覚える!
英語の語い力を楽に伸ばすコツは、「関連する単語をまとめて覚える」ことです。
例えば、「import」という単語を覚えるとき、対義語として書かれている「export」を、「consider」の場合は派生語の「consideration」を、その場で一緒に覚えていました。後から暗記し直す手間がかかりませんし、似たニュアンス同士の言葉ですから、片方を覚えていれば、もう片方も思い出しやすくなります。
この方法を意識してから、暗記の負担がかなり減りましたよ!繰り返すことが何よりも大切
英単語は、繰り返し見直さない限り、いつか忘れてしまいます。例えば、10個の単語を1日1つずつ覚えようとしたら、10日間かかりますし、10日目には初日に見た単語を忘れてしまっているでしょう。知識を定着させるには、繰り返すことが大切なのです。
私の場合、「この範囲を10日間で覚える!」と決めたら、毎日その範囲を見続けました。仮に50語なら、1日50語。それを10日間繰り返します。一つひとつの単語にかける時間は短いですし、流し読みに近いです。それでも、短い期間のうちに何度も反復することで、長く記憶を定着させられました。自分なりの取り組みやすい範囲・期間を見つけて、試してみてください。
【古文】の必勝暗記法
先輩の体験記
イラストと漢字を古語に関連づけて、イメージで覚える
私は古語の暗記に、単語カードを活用しました。表面に古語を書き、裏面に現代語訳を書くのは基本ですよね?私はさらにひと工夫を加えようと思い、表面に意味のイメージの簡単なイラストと、意味を表す漢字も書き込みました。
古語は同じ日本語なのに、現代語と違う意味があったり、文脈によって意味が変わったりと、何かと覚えにくいものです。イラストと漢字を活用して、意味とイメージを結びつけて覚えられる工夫をすると、暗記がはかどると思いますよ。活用形は替え歌を声に出すのが効果的
古文の活用形は、教科書や文法書、便覧などに載っている表を活用して覚えましょう。覚えるときのポイントは、「声に出す」こと。
音読は目、耳、口を使うので、ただ見るだけ・書くだけの暗記法よりも頭に残りやすいです。それに、古文の活用形をなぞった替え歌は、調べればたくさん出てくるはず。自分が覚えやすい替え歌を見つけて、リズムに乗って覚えましょう!
【数学】の必勝暗記法
先輩の体験記
教科書の例題で、公式の使い方をまず「理解」する
数学が苦手だった私は、公式と基本的な解き方を、セットで覚えるようにしていました。そのときに役立ったのが、教科書の例題です。教科書の例題は、覚えるべき公式を使った解法が、丁寧に解説されています。例題に挑戦して、ダメだったら解法を確認し、また挑戦する。自力で解けるようになるまでこのプロセスを繰り返し、基礎への理解を深めました。それから基本問題の演習に取り組むと、公式がしっかり定着すると思いますよ。たくさん問題を解いて、公式を体に馴染ませる
数学の公式を覚えるには、問題をたくさん解くのが一番です。公式は問題を解くための道具ですから、ただ形を覚えただけでは、意味がありません。それに、すぐに忘れてしまうでしょう。難しい問題を解く必要はありません。教科書の例題、基本問題くらいのレベルで構いませんので、使う公式がすぐに思い浮かぶようになるまで、問題を解いてください。