青森公立大学/経営経済学部の詳細情報
学科・定員・所在地
学科・定員
経営学科(125名)
経済学科(130名)
地域みらい学科(45名)
所在地
1~4年:青森
※変更の場合もありますので、学校が発行している資料やホームページにてご確認ください。
経営経済学部の偏差値を見るプロフィール
●学生一人ひとりの知識・スキルアップを図る少人数教育
●実社会で役立つスキルを磨く独自カリキュラム
●複雑化・多様化する現代の学校教育に対応できる教員を養成
本学部では、学生一人ひとりの学修をきめ細かにサポートするため少人数教育を取り入れています。また「アカデミック・コモン・ベーシックス(ACB)」をはじめとした本学独自のカリキュラムを導入し、実社会で役立つスキルを身に付けます。経営学科・経済学科は教員をめざすことも可能です。
【学生数】
1258名(2024年5月1日現在)
【専任教員数】
38名(2024年5月1日現在)
【大学院】
経営経済学研究科
経営学科
【講義・学問分野】
経営戦略論I・II、マネジメント論I・II、商業簿記、財務会計論I・II、経営情報論、現代仕事論、監査論I・II など
経済学科
【講義・学問分野】
金融経済学I、ファイナンス理論、財政学、公共経済学、計量経済学、実証経済分析 など
地域みらい学科
【講義・学問分野】
地域社会と経済、地域企業論I・II、マーケティング論I・II、フィールドリサーチI、自治体政策法務論 など
学部の特色
学生一人ひとりの知識・スキルアップを図る少人数教育
本学部では、外国語や情報科目など一部の科目について、一人ひとりの知識やスキルを伸ばすことを目的に少人数教育を取り入れています。
少人数ゼミ形式で行う授業としては、大学で学ぶために不可欠な国語力を伸ばし、書物の読み方レポートの書き方についてのスキルアップをめざすための「学習導入演習」と、経営・経済への関心を高めるための「専門導入演習」があります。いずれも経営学科・経済学科で、1年次での履修となります。
地域みらい学科では1年次から専門の演習が始まります。
実社会で役立つスキルを磨く独自カリキュラム
「優れた専門性」と「市民的教養」を兼ね備えた人材を育成するため、本学ならではの共通科目を設定しています。
そのうちの一つである「アカデミック・コモン・ベーシックス(ACB)」は社会の国際化・情報化に対応した3つの教育プログラムにより、実社会においてどんな職業でも役立つカリキュラムとなっています。
■外国語科目
実践的な英語でのコミュニケーション能力の育成を目標に、会話力や文章作成能力、読解力の向上をめざします。選択科目としてロシア語、韓国語、中国語を学ぶことができます。
■コミュニケーション科目
組織運営やグループワークに必要なコミュニケーション能力の育成とともに、社会で役立つプレゼンテーション力やグローバル社会を生きる多文化理解の視点を養成することが目的の科目です。理論と実践を重視した体験学習型協働授業で構成しています。
■情報科目
情報機器やサービスをより効果的に使うための知識・スキルを修得し、実践する力を身に付けることが目的の科目です。クラウドサービスを用いた反転授業と自律協調学習を通じ、「情報」に関する科学的な見方・考え方を養います。
複雑化・多様化する現代の学校教育に対応できる教員を養成
経営学科では高等学校教諭一種免許状(商業)、経済学科では高等学校教諭一種免許状(公民)、大学院博士前期課程ではそれぞれの専修免許状を取得することができます。
本学は、開学時から「教育に責任をもつ」を合言葉に、自分で問題を発見し、学び、問う、知的好奇心にあふれ強い自立心をもっていくつもの夢にチャレンジする学生を育ててきました。教職課程ではその理念を積極的に生かし、変化の激しい現代にあって一層複雑化・多様化する学校教育の状況に対応できる能力を備え、常に「教育に責任をもつ」ことのできる教員を養成します。
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学べること
経営学科
豊かな暮らしを実現するため、多様な課題の戦略的解決をめざす学問
急激な環境変化と市場における激しい競争を特徴とする現代社会において、経営学とは、個人が組織での活躍を通じ、社会に貢献するための「知識」と「発想法」を提供する学問です。経営には、この知識と発想法を基礎とし、環境分析を通じて方針を決定し、自らの構想を具現化する「総合的実践力」が重要となってきます。
そのため本学科では、以下のような教育方法をとることで、知識・発想法の修得を図っています。
1.現実を見つめ、「なぜか」を考え、その答えを学生自身に発見させる講義
2.多様な事例を用いて、発見力、思考力、分析力、創造力、表現力を鍛える演習
3.個性を生かした能力を育むため、少人数クラスによる演習を全ての学期に開設
4.教室で学んだ知識の応用・実践能力を修得させる教育
5.人材育成に応じた3つの履修モデル(「市場と戦略」「人間と協働」「会計と財務」)の設定
【授業・講義】
経営学基礎論/藤沼司 教授
経営学基礎論は、経営学成立の歴史的経緯や主要な研究対象である「企業」(営利組織)について学んだり、非営利組織(行政、学校、病院、ボランティア、家庭等)も含めた「組織」一般の「マネジメント(経営)」を軸に学んだりして、経営学の科目群を学んで行くための基盤形成をめざします。
経済学科
真に豊かな社会を築く、ロマンあふれる学問
経済学の根底にあるのは、「世の中の貧困や社会の疲弊を是正し、真に豊かな人間社会を築く」ことへの想い。本学科では現実の経済を観察する力を養い、今日的課題を分析する最新の経済理論を修得するカリキュラムを設定しています。皆さんに育んでほしいのは、自ら問題を考え、議論を組み立て、解決の方向性を提示する力。激しい変化に直面する社会を見据え、幅広い視野から変化のメカニズムを見通す思考力を兼ね備えた、明日の社会に貢献する人材を育成するため、本学科は以下のような教育方法を特徴としています。
1.理論による分析とデータによる実証的分析を有機的に関連させた講義
2.「分かる」講義と「発見する」体験学習を効果的に組み合わせた指導
3.教員と学生の距離を縮め各人の問題解決能力を育む少人数クラスの演習
4.「なりたい自分」を見つけるために設定された3つの履修モデルと全面的な支援体制
5.基礎科目から多岐にわたる応用科目まで段階的に配置されたカリキュラム
【授業・講義】
地域経済学/樺克裕 教授
地域経済学では、地域の産業構造や人口構成を足掛かりにして、産業集積や人口移動の要因、都市の成り立ち、地価と土地利用の関連性等を分析し、日本の地域経済を立体的に捉える視点を養います。また、コロナ禍以降のリモートワークの促進等によるライフスタイルの変化が地域経済に与える影響についても考えていきます。
地域みらい学科
行動を通して学び、地域を再生・創造する学問
実際にまち・地域社会に出て現場を体験すると、さまざまな疑問が浮かんできます。そこで生じた疑問を解くために必要となる、学際性・実践性を重視した科学の力を養うのが本学科です。特徴は、「知の冒険計画」と名付けられた、少人数演習を重視した3つの過程。①地域での経験を通して好奇心や「なぜ」という思考を育てる「興奮の過程」 ②経験から生まれた問題意識に基づいて専門性を獲得し、体系的に結びつける「科学の過程」 ③解決策や事業を構想し、実現に向かって行動しながら社会で活躍する事故の立脚点を築く「創造の過程」を経て、パートナーシップ形成能力、地域構想能力、リーダーシップ能力を養います。
【授業・講義】
地域形成基礎論/野坂真 准教授
日本にはそれぞれに個性を持つ地方都市や農山漁村があります。そうした多様な個性があるからこそ、日本社会全体の「面白み」も生まれていると言えます。では、地方都市や農山漁村の多様な個性に気づくにはどのように地域を調べればいいか、地域の個性を生かした地域振興や地域復興はどうすれば持続的に行えるか、歴史・文化、産業・生業、環境・災害の視点から、事例も交えて考えます。
アドミッションポリシー
経済経営学部 アドミッション・ポリシー
●「経営経済の専門性をもった教養人の育成」という本学の教育理念、教育目標に合致した学生を受け入れる。
●受験学力よりも、入学後の学修に必要な主要教科の基礎学力を備えていると同時に、入学後の学修に関する問題意識をもち、厳しい修練に耐え抜く強い意志と自己管理能力をもった学生を受け入れる。
●学力だけではなく多様な観点から入学者を選抜するが、総合型選抜Ⅱを除くすべての入学者に、大学入学共通テストの受験と成績表の提出を義務付ける。
●学校推薦型選抜については、本学の教育課程を支えるGPAデータ等に基づく選抜基準によって、入学を許可する。
●長寿社会と高度知識基盤社会の要請に応えるため、編入学の学力検査によって入学を許可する。
●帰国生徒ならびに社会人および外国人留学生については、学力に関する特別選抜によって入学を許可する。
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問い合わせ先
【URL】
https://www.nebuta.ac.jp/university-information/faculty-of-business-economics
経営経済学部の主な就職先
1996~2023年度卒業生の主な就職先
【卸売・小売業】
セブンイレブンジャパン、イオン東北、ヨークベニマル、コープあおもり、ツルハ、コメリ、ユニクロ、カメイ、青森トヨタ自動車、岩手トヨペット ほか
【金融・保険業】
日本銀行、三井住友銀行、みずほ銀行 …ほか