育英館大学/卒業後の進路
マスメディアの力で地元の活性化をめざす
※掲載内容は取材時のものです
どのように考えてキャリアを選んだか
高校生の頃、情報処理の授業でプログラミングに触れ、モノづくりのおもしろさに気付きました。人口減少が進む地元を盛り上げたいと思っていたため、まちづくりや観光学について学ぶことができ、高度なIT教育も受けられる稚内北星学園大学のビジネス観光コース(当時)へ進学を決めました。
稚内北星学園大学(現:育英館大学)の良さは、少人数制で、教員と学生の距離が近いところ。一対一で指導をしてくださったり、ゼミの選択の際には相談に乗っていただいたりと、いつでも親身にサポートしてくれました。また、就職活動の際には、個別の面接練習や履歴書の添削などもしていただきました。
キャリア選択のポイント
大学時代は、地元のことをより深く知りたいと思い、地域の方たちと交流できる市内のイベントでのボランティアや、サハリンの学生とオンラインでまちの魅力を伝え合う意見交流会などに積極的に参加していました。就職にあたり、「地元に関わりたい、たくさんの人にもっと稚内のことを知ってもらいたい」という思いから、地域の情報を映像で広く発信できる、記者カメラマンの道を選びました。札幌で半年間の研修をした後、2022年10月から稚内に赴任。支局唯一の記者カメラマンとして、報道取材や稚内市民ニュースの撮影・原稿作成を行っています。インタビューの際は、学生時代にさまざまな人と交流した経験が生きていると感じます。
今後の夢・目標
大切にしているのは、ニュースの最も重要な点がぶれないようにまとめること。見せたい場面を撮り逃さないことはもちろん、常にどう表現していくかを考えて、撮影・取材に臨んでいます。編集まで手がけているので、思った通りに映像を仕上げられたときや、反響があったとき、映像が全国ニュースで使用されたときはやりがいを感じます。
地理的な特徴や、雄大な自然、豊かな海産物など、稚内にはたくさんの魅力があります。地元住民としての、そして地元のメディアを担う存在としての、両方の視点を持ちながら、稚内の良さが伝わる情報を発信し、地域を盛り上げていきたいと思っています。