東日本国際大学/卒業後の進路

いわき市役所への就職は、原発による風評被害を払拭したいと思ったことがきっかけです。その想いをエジプト海外研修などで育ててくれたのが大学、実現するために応援してくれたのがキャリアセンターです。エジプト海外研修を通して、自分の中の常識を当たり前だと思い込まず、幅広い考え方を想定し、受け入れることが大事なのだと学ぶことができました。 就活の際はキャリアセンターに足を運び、過去の面接問題を見て、模擬面接を何度も繰り返していただくことで自信を持つことができました。

東日本大震災に伴う原発事故による風評被害については、報道を通してよく目にしていました。いわき市内は普段通りの生活が戻っているにも関わらず、いまだに風評被害を受け続けています。大学の復興学の授業や海外研修を通し、この風評被害を払拭しなければ、どんなに街づくりや観光を強化しても、真の復興再生は成し遂げられないのだと強く実感しました。いわき市民の声を拾い上げ、さまざまな角度から復興再生を考えていきたいという思いから、いわき市職員をめざすことにしました。

現在、私は障がい福祉課に所属し、日々新しい知識を吸収しているところです。今後もさまざまな分野について学び続け、どこの部署でも対応していけるようになりたいと思っています。そうすることが、いわき市をより良い街にすることにつながると思っています。