跡見学園女子大学/先輩の学生生活体験記
「好き」なことを究め、舞台芸術の世界と向き合う
※学年は取材時点のものです
高校時代の様子
演劇科では、身体表現の習得だけでなく、クラスメイトや先生方とのコミュニケーション能力や上演までの限られた時間を有効に使うためのタイムスケジュールの構築など、日常生活にも活かせる実用的なスキルが身についたと感じています。そして、クラスメイトの努力や成長を肌で感じることで自分の意欲向上にも繋がり、互いに切磋琢磨しながら壁を乗り越えられたと思います。
勉強面では、期間を決めてみっちり集中して勉強するタイプだったので、計画を立てて「長期間・短時間」を意識し勉強していました。大学受験では総合型選抜を利用し、小論文と面接対策を中心に行いました。何人もの先生方にご協力いただいたおかげで、小論文・面接ともに何事もなく終えられたと思います。
大学で頑張っている「学び」
パフォーマンス専攻ゼミに所属しています。以前から関心を寄せている人物が業界全体に与えた影響について、ライブパフォーマンスの観点を主軸にして研究を進めています。並行して、音楽ライブや舞台鑑賞の場に足を運び、自らの研究に持ち帰れるようなものを探したり、ゼミ生と情報交換できるようあらゆる方向にアンテナを張って情報を集めたりしています。
高校では体を動かして作品をつくる実践的な学びだったのに対し、大学では鑑賞体験を積み重ねながら考察を深めることで舞台芸術の世界と向き合っています。過去の経験や大学で吸収した知識を活用し、納得のいく論文を執筆できるよう研究に勤しんでいます。
この大学に入学して「良かった」と思えること
好きなもの・ことを学問として究められる点です。現代文化表現学科にある10分野の多くは日常生活で趣味として触れていたものでした。気になった分野の授業を幅広く履修することで視野が広がり、最終的に自分の興味がどこに向いているのかを見極めるための材料にもなりました。それぞれ独立した分野ではありますが授業で学んだことを活かせた場面は多く、多角的に理解を深めていけるところは利点だと思います。
また、学生に寄り添ってくださる先生方も現代文化表現学科の魅力だと考えます。授業に関する質問から個人的な相談事に至るまで、親身になって話を聞いてくれます。また、学生主体の企画にも快く協力してくれます。大学生活が豊かになる環境が整っていると身をもって感じています。
後輩へのアドバイス
大学生活を楽しく充実したものにするためには、しっかり自分自身と向き合う時間を設けることが大切だと思います。どのような道に進んでいきたいのか、自分の心に耳を傾けて後悔しない選択をしてほしいです。
そのためには情報収集が必要不可欠だと思います。少しでも気になった大学があれば一通り調べ、オープンキャンパスに参加して現役の学生たちと会話してみることで、思い描く理想と照らし合わせてみるといいかもしれません。妥協せずに志望校を絞っていくことで、自然と受験勉強へのモチベーションが高まっていくと思います。
素敵なキャンパスライフを送れますように。応援しています!
令和7年度より新カリキュラム開始!
跡見学園女子大学は、令和7年度開始予定のカリキュラム改革に取り組んでいます。
今、社会では、女性がどのように人生を設計しキャリアを築くのかが問われています。
新カリキュラムでは、自分のキャリアを仕事かプライベートかの二者択一で考えるのではなく、この両立を図りながら社会貢献、自己成長ができるよう、特に次の2点を重視しています。
【AI・データサイエンスを学ぶ】
- 情報化時代に求められる人材とは?
数理・データサイエンス・AIへの関心を高め、適切に理解し活用する基礎的な能力を育成します。
【キャリアデザインを学ぶ】
- 自分らしいライフキャリアとは?
社会人・職業人として生涯にわたり活躍できる女性を育成するため、キャリア科目を必修化し、学生の主体的なキャリア形成を後押しします。
時代が大きく変化する今、女性の生き方もさまざまです。
跡見学園女子大学では、社会に即応でき、かつ、将来を自ら切り拓くことができる人材の育成を目指します。
詳細については、随時大学公式サイト等でお知らせします。