埼玉学園大学/志望理由
歴史をきっかけに自分の興味が広がっていくことを実感
※掲載内容は取材時のものです
興味をもったきっかけ
教員をめざそうと考えたのは、高校の最終学年に入る頃でした。それまで特にこれだと思うものがありませんでしたが、教員は全く考えておらず、むしろ絶対にない選択肢だと思っていました。その気持ちが変わるきっかけになったのは進路指導の先生でした。漠然と大学に進学したいと思いながらも何を勉強したいのかわからず、混乱するばかりの私の頭を先生は一つずつ整理し、導いてくださいました。それがとても印象的で、自分も生徒に寄り添える先生になりたいと思いました。
この大学を選んだ理由
社会科が好きだったので、歴史が学べ、教員免許が取得できることが第一条件でした。その条件を充たす大学ということでオープンキャンパスに参加。そこで受けた日本近現代史の模擬授業は、歴史上の事件は事実であっても、その裏にある真実は違う場合があるという内容で、とても面白く感じました。また、資格取得に強いことと、歴史以外にも幅広く学べることも魅力でした。私はゲームから新選組が好きになり、大学では近現代史を学びたいと思っていたのですが、古典文学の授業を取ったことで平安時代にも興味をもつようになりました。文学を学ぶことで歴史の違う時代にも興味が広がり、面白いから学び、学ぶことで自分の興味が広がるのを体感しています。
将来の展望
大学卒業後はできれば学校教育の現場に立ち、生徒と信頼関係を築き進路指導を支えられる先生になりたいと考え、中学校と高校の教員免許取得をめざして勉強しています。また資格取得にも力を入れていて、講座を受講して世界遺産検定の2級を取得しました。その知識は、世界遺産の富士山とゴミ問題を絡めて考えるなど、2年次の歴史の授業づくりに生かすことができました。社会科は日本史、世界史、地理など、すべてが相互に関係してくるので、これからも幅広く学び、いろいろなことを関連づけ、面白い授業ができる力をつけたいと思っています。