埼玉学園大学/卒業後の進路
地域のさらなる魅力アップに貢献する職員に
※掲載内容は取材時のものです
どのように考えてキャリアを選んだか
大学2年の冬から将来について真剣に考えるようになりました。きっかけは、教員をめざす先輩が私のアルバイト先のカフェで勉強している姿を目にしたことでした。先輩のがんばる姿に感化され、公務員に興味をもち、いろいろ調べてみました。すると、人々の生活を支える公務員は、もともと人のために動くことが好きで、人とコミュニケーションを図るのが好きな自分に合っていると思えました。公務員の中でも、人と直接関わる機会が多い地方公務員という目標が決まってからは、大学の公務員試験対策講座などを利用して勉強を進めました。
キャリア選択のポイント
私は人が好きで、コミュニケーションを図ることに興味があり、心理学科を選びました。卒業後もその思いを大事にしながら人を支えられる仕事をしたいと思い、地方公務員を志望。特別区(東京23区)を選んだのは、他の地方自治体と比べて予算規模も大きく、より大きな政策に携われる部分が決め手になりました。また、特別区の中で中央区に決めたのは、3年生の1月頃に行われた23区合同説明会で、職員の雰囲気や区が取り組んでいる政策に魅力を感じたからです。研修制度も充実しているので、着実にステップアップを図れる点もポイントになりました。
今後の夢・目標
今、世の中では少子化が大きな問題になっていますが、中央区は人口の増加率や出生率が23区の中で第1位です。外国人の住民も多く、多様な人でにぎわっています。これから積極的に街に出て、まずは自分自身が中央区について詳しくなり、区民の方々にもっと中央区が好きになってもらえるよう、日々の業務に取り組みたいと思っています。心理学科では、人の行動やしぐさ、気持ちなどについて学んできました。職員だけでなく、区民の皆さんと協力して仕事を進める機会もたくさんあると思うので、人の気持ちをくみ取りながら、みんなと気持ちよく物事を進めていけたらと思っています。