帝京平成大学/志望理由
実践的に学びながら特別支援学校の教員をめざせる環境

※掲載内容は取材時のものです
*2026年度より教育学科へ名称変更
興味を持ったきっかけ
私は双子の姉として生まれ、弟には障害があります。周囲の仲間とうまく溶け込めずにいる弟の姿や、障害に対してどのように向き合っていけばよいのか葛藤を抱く両親の姿を幼い頃からそばで見てきました。そんなこともあり、小学生の頃から、障害を理由に人と関わることを諦めたり、希望を失ったりしてほしくないという強い思いが私の心に芽生えていました。
高校生になり、将来はこうした障害のある子どもやその保護者と真摯に向き合い、特別支援教育の専門性を兼ね備えた教員になりたいと考え、小学校・特別支援コースで学ぶことを決めました。
大学では、「教科教育法」や「教育実習 I 」などの授業を通して、実際の小学校・特別支援学校における授業づくりや、実際の支援・指導方法を中心に学んでいます。学生が教員役と児童役に分かれ、さまざまな視点から授業構成を考えることができるため、試行錯誤を続けて授業準備をしていくことの大切さを実感しています。
この大学を選んだ理由
小学校教育だけでなく特別支援教育にも力を入れているため、帝京平成大学を選びました。小学校・特別支援コースの魅力は、「実践的な学びが多いこと」と「先生方が親身になって話を聞いてくださること」だと思います。このコースは、「生きる学びを」というスローガンを掲げているだけに、授業の内容もディスカッションやロールプレイング、インターンシップや模擬授業など、学生同士の学び合いの時間や学校現場を想定した実践的な活動がとても多いことが特長です。また、先生方のサポートが手厚く、授業に関する質問はもちろん、大学生活での悩みや不安についても、親身になって相談に乗ってくださいます。
将来の展望
私は、大学卒業までに、ボランティア活動などを通して多くの子どもや先生方と関わりたいと考えています。私たちが日によって気分の浮き沈みがあるように、子どもたちも日によって感情の揺れが生じます。それによって支援・指導の仕方も変わっていきます。そうしたとき、先生方はどのような工夫をしているのか、工夫により子どもたちにどんな変化があるのか、実際に見て学ぶことができるのは、やはり「現場」です。1つの現場ではなく、さまざまな活動や学校に関わり、自分の教育に対する見方・考え方をさらに広げていきたいと思います。そして将来は、特別支援学校の教員として「自己肯定感に支えられながら、さまざまなことに挑戦していける子ども」を育んでいきたいです。