開智国際大学/私のイチオシ
再販売価格維持行為が市場にもたらす影響を考える
国際教養学部 国際教養学科 3年
中島悠貴さん
東京都・上野学園高校 卒業
※掲載内容は取材時のものです
夢中になったきっかけ
私が経済学に興味を持ったきっかけは、大学1年生のときに始めた家電量販店でのアルバイトです。家電量販店ではお客様と価格交渉をすることが多いのですが、一部の商品はメーカーから販売する価格を指定されています。本来は、メーカーなどによる小売業者への販売価格の拘束は違法とされており、これは例外として認められているケースになります。このような企業の選択が市場にどのような影響を与えるのかを調べてみたいと思ったのが、私が経済学に興味を持ったきっかけです。
この学問のココがおもしろい
経済学の多様な領域を学ぶ中で、数式を用いた難解な経済理論も出てきますが、日常生活や時事ニュースに照らし合わせて考えると、理解できるものもたくさんあります。学んだことを日常生活の中で感じた疑問の解決に結びつけられることが、経済学の魅力だと思います。
ゼミナールでは、再販売価格維持行為が市場にもたらす影響について研究しています。競争手段の重要な要素である価格の拘束は基本的には違法であり、市場競争力を高めるうえで弊害になり得ることが予想されます。その中で再販売価格の拘束を行う企業の意図や実際の市場への影響を考察し、私たち消費者の生活にどのような影響をもたらすのかを解明したいと考えています。
キャンパスのお気に入りスポット
私のお気に入りスポットは、4号館の2階にある「ホワイエ」です。テーブルが設置されており、休み時間や空きコマに多くの学生が利用しています。窓際は日差しが心地よく、私は課題に取り組む際にここを利用しています。また、友人らと設立したコーヒー・紅茶サークルの活動もここで行っており、お気に入りの紅茶とお菓子を持ち寄って楽しい時間を過ごしています。