開智国際大学/私のイチオシ
小説から読み取れる音楽と言語のつながりについて考察する

教育学部 教育学科 中等教育専攻(国語) 4年
宮本えありさん
茨城県・水戸女子高校 卒業
※掲載内容は取材時のものです
夢中になったきっかけ
私は中等教育専攻で国語を専攻していることもあり、音楽と言語のつながりについて興味を持ちました。聴いた音や表現したいと思う音などを言語化することは難しいですが、高校生の頃、ピアノの調律師を主人公とした「羊と鋼の森」という小説に出合い、その小説から読み取れる音楽と言語のつながりについて考察しています。
この学問のココがおもしろい!
高校生の頃、楽器を演奏していて、音量が小さいことやアタック(音の出だしの部分)の音色などに課題を感じていましたが、どうしたらその課題を解決できるか考えながら練習を重ねていました。大学に入学し、吹奏楽部の顧問の「音楽はしゃべるように、語るように表現する」という言葉を聞いたときに、「そういうことか」と、とても納得したことを覚えています。顧問の言葉は、現在学んでいる学問のきっかけとなっただけでなく、高校生のときには気づけなかった学問のおもしろさだと思います。
キャンパスのお気に入りスポット
私のお気に入りスポットは、4号館の1階にある学生ラウンジです。4号館の1階には、吹奏楽部が日頃から利用している音楽室もあるため、私自身もよく利用していますが、大学内で一番にぎわっていて明るい雰囲気が感じられる場所だと思います。以前、学生ラウンジで吹奏楽部の部員の誕生日をお祝いするためにケーキを用意し、バースデーソングを歌っていたら、学生ラウンジにいたほかの学生や留学生も一緒に歌って拍手をしてくれたことがありました。開智国際大学には、優しくて温かい人が多いなと感じた出来事でした。