工学院大学/私のイチオシ
学びを深めるにつれて化学の多面性と奥深さを実感
先進工学部 生命化学科 2年
K. K. さん
東京都・桐朋高校 卒業
※掲載内容は取材時のものです
夢中になったきっかけ
天然物医薬化学研究室を見学しに行ったことがきっかけで、「大学の授業をもっとがんばらなければ」と学びに対する向き合い方が変わりました。この研究室は、私が所属する学生プロジェクト(みつばちプロジェクト)の顧問である大野先生の研究室で、主に生物活性物質の研究を行っています。見学時に研究内容について詳しく説明を受けたのですが、きちんと理解することができませんでした。しかし、学びと向き合ううちに「あのときの説明はこういう意味だったのか」と理解できることが増え、学ぶ意欲がより一層高まりました。
この学問のココがおもしろい
高校での化学は、広く浅く学習している感じがあり、学問の本当の魅力に気づいていなかったと思います。それに比べて、大学の生命化学科では、化学の基礎となる「有機化学」「生化学」「物理化学」「分析化学」「無機化学」の5つの分野をしっかり学ぶことができます。そのため、日々の勉強が化学一色になるときもありますが、それだけ化学の面白さを実感しています。学びを深めることで、化学がもつ多面性と奥深さに触れることができ、とても楽しいです。
キャンパスのお気に入りスポット
私がおすすめするスポットは「図書館」です。化学実験の授業では、当日使用する試薬のデータ(分子量や性質など)や、実験で利用される科学理論を事前に調べておく必要があります。工学院大学の図書館には、参考書や専門書が豊富にそろっているので、必要な情報を手に入れるのにとても役立ちます。ソファーが並ぶ温かみのあるスペースや、本に囲まれた落ち着いた雰囲気の自学スペースなど、集中して学習したいときにも最適な空間です。オープンキャンパスの際には、ぜひ見学してみてください。