東京家政大学/私のイチオシ
コミュニティデザインは人と人を結び地域を元気にする
※掲載内容は取材時のものです
※2026年4月開設
コレ知ってる?
コミュニティデザインは、地域の社会課題解決やその活性化をめざす学際的な学問分野で、課題解決に関連するさまざまな分野を学び、人と人とのつながりをデザインします。地域といっても、そこには当然SDGs(持続可能な開発目標)のようにグローバルな課題が関係し、暮らしの課題も含まれるので、かなり幅広い学際的領域といえます。私は、子どもを核としたコミュニティデザインとして、子どもや親子に携わる社会課題の解決や人口減少社会における多世代共生について研究しています。最近では、絵本×SDGs×まちづくりに関するプロジェクトなども行っています。学生たちは実践の中でプロジェクト・マネジメントを身に付けていきます。
この学問のココがおもしろい!
コミュニティデザインは、現場の人々と出会い、ともに何かを創りあげることの楽しさがあります。以前、コロナ禍に、自治体と菓子メーカーと協働し、防災ポテトチップスを区民に配布するプロジェクトを行いました。その包装パッケージに二次元コードを付け、「親子の災害避難」がテーマのSNSを紐づけました。学生たちとオンラインで企画会議を行い、200人超の保育者や保護者からのアンケートを収集し、子どもを連れた災害避難で必要なこと、困りごとは何かを考え、記事にしたり、企業やNPOにも取り上げていただきました。「情報による子育て支援」というしくみを考えることによって、当事者が必要としていること、地域社会での困りごとに対する解決策を提案することができました。学生たちは自分たちの行動が何らかのインパクトをもたらすことができるという実感を得ることができました。
キャンパスのお気に入りスポット
2026年に140周年記念館が誕生します。ここはデジタル時代の学びと創造性を育む最先端拠点です。6~8階には「クリエイティブガーデンズ」が広がり、AR・VR対応のクロスメディアガーデン、撮影・収録設備を備えたイメージスタジオガーデン、デジタル工作工房のものづくりガーデンなど、知的刺激に満ちた空間がそろいます。社会デザイン学環では、3Dプリンタを使いながら、手を動かし試行錯誤して考える「デザイン思考」を育んでいきます。さらに、学環の学生には、企業とのプロジェクト活動にも利用できる専用の「学環共同プロジェクト室」が用意され、実践的な取り組みをスムーズに進められる環境も整備されています。新しく誕生する学び場で、社会をデザインする学びをしてみませんか?