明星大学/卒業後の進路
理科の実験が好きな自分が学びや出会いを通じ進学の道へ
※掲載内容は取材時のものです
どのように考えてキャリアを選んだか
もともと理科の授業で実験をするのが好きだったので、将来も実験に携われる仕事で最初に思いついたのが学校の教員でした。そのため、現在は中高の理科の教員免許を取得するために、大学の教職課程を履修しており、大学卒業後は教員になる道を主な進路として考えていました。しかし、大学の教授から勧められたことをきっかけに、大学院進学を視野に入れ始め、進路の選択肢を広げることにしました。そこから、今仮配属されている卒業研究の研究室の先輩や大学院生に話を聞き、結果的に大学院進学を第一志望にしました。大学院卒業後は学校教員になるか、企業の研究職を目指すか、現段階ではまだ悩んでいます。
キャリア選択のポイント
何かのきっかけで得られた新たな選択肢が、自分の興味のあることと合致しているかがキャリア選択の決め手だと思います。実際に、「大学の教員から大学院を勧められた」ことと、私の「実験が好きでもっと学びたい、進路の選択肢を増やしたい」という部分が合致したからこそ、大学院進学という選択に至りました。また、行動してみるのも、一つの決め手になるのではないかと考えています。次年度に教育実習に行くのですが、この経験が大学院卒業後に教員を志すのか、企業の研究職を目指すのか、自分の中で大きな影響を与えるのではないかと思っています。そのため、何かのきっかけを得る機会を増やすためにも、興味があったら行動して、様々な経験をしておくことがキャリア選択のポイントになると考えています。
今後の夢・目標
現在は大学院進学を希望しており、その後の進路はまだ決まっていないので、なんとなく思い描いている夢になりますが、今後の目標としては次の2つを考えています。もしも学校の教員になったら、身近な現象と結び付けた授業をする理科の先生になりたいです。私たちが生活している中に隠れている沢山の『理科』を、授業で触れて理解して、「理科は難しいけど面白い!」「苦手だけど興味はある!」と思ってもらえるような先生になりたいです。また、もしも企業に就職したら、製薬や化粧品開発に携わりたいです。私はアトピー性皮膚炎という皮膚疾患をもっているので、肌に優しい製品の開発に取り組みたいです。そして、自分と同じ悩みを抱えている人たちに、自分が開発に携わった製品を使ってもらい、少しでも症状が改善されたら嬉しいだろうなと思っています。