明星大学/卒業後の進路
東京で建築設計の経験を積んで、故郷・奄美大島の地域活性化に貢献
卒業後の進路:建築業界
建築学部 建築学科 3年
瀬戸口優香さん
鹿児島県立大島高等学校 卒業
※掲載内容は取材時のものです
どのように考えてキャリアを選んだか
子どもの頃に自分の住む家が建てられる過程を見たことや、リフォーム前・後の様子を比較紹介するテレビ番組を母がよく観ていたことで、「住宅に関わるお仕事」に興味が湧きました。また、1人になりたい時によく過ごしていた場所や、友だちとの思い出の場所といった記憶には建物が関わっていたことから、「自分も誰かにとって居心地のいい場所をつくりたい」と思い、建築学部に進みました。今では住宅だけではなく、公共建築にも魅力も感じており、卒業後は建設会社の設計部に就職しようと考えています。
キャリア選択のポイント
3年次の夏休みを利用したインターンシップで設計事務所とアトリエで職場体験をしたのですが、両者にはそれぞれ異なる働き方や特徴があり、「自分に合った職場とはどのようなところか、どのような場所ならば頑張れるか」を考えるよい機会になりました。卒業後の就職先の選定では、研修制度が整っている場所であったり、多様な部署があり学べることが多かったり、という点が決め手。中でも一番重要なのは「自分が成長できる場所である」ということです。
今後の夢・目標
将来的には出身地である奄美大島に戻り、地域の活性化に貢献したいと考えています。18年間育ててもらった島の文化や伝統を、「建築」を通してこれからも未来へつなげ、守っていきたいのです。また、自分の親族や友人から建築設計を依頼された時には「完璧な仕事をしたい」と思っています。そのためには、自分1人でも立派に仕事ができるようになる必要があり、東京の企業の設計部やアトリエなどで経験を積み、5、6年は修行するつもりです。