りっしょう

立正大学

私立大学 東京都/埼玉県

立正大学/私のイチオシ

地理学的な視点から食と農のしくみを解き明かす

顔写真
地球環境科学部 地理学科 深瀬浩三先生

※掲載内容は取材時のものです

コレ知ってる?

「地理学は文系ですか?理系ですか?」とよく質問されますが、皆さんはどちらだと思いますか?正解は「両方」です。地理学とは、フィールドワークを通して日本と世界のさまざまな地域の自然環境や人間社会などに触れ、複雑な背景をひもとき、地域的特性とその成り立ち、地理的事象の原因を解明する文理融合型の総合的な学問です。
「地」域を「理」解する学問のため研究対象は幅広く、地理学科では「自然地理学」「人文地理学」「地誌学」を深く学びます。また、地図やGIS(地理情報システム)、測量などに関する高い技能を身に付けます。
地理が好き・得意な人、視野を広げたい人、地域社会に貢献したい人は、ぜひ立正大学 地理学科Webサイトをご覧ください。

この学問のココが面白い!

フィールドワークを通じて多様な地域や事象を研究

皆さんは、自分が食べている農産物や食品が、どのような生産地域からどのような販路を経て手元に届くのか意識したことはありますか?私たちの食生活は、国内外の数多くの産地によって支えられていることは理解していると思いますが、農業や食に関わる産業に関して、知っているようで知らないことがたくさんあると思います。
私は、食や農に関する地理学的な研究を専攻しています。具体的には、日本各地の産地、農作物を調達する加工・流通業者などがどのような対応や工夫をすることで、私たちの食生活を支えているのかについて調査・研究しています。最近では、日本の農産物・食品の海外輸出や海外産地の動向にも興味関心があります。また、6次産業化や食と農を生かしたまちづくりなども各地で見られることから、研究テーマとしておもしろいと思います。

キャンパスのお気に入りスポット

日本各地の地形図が所蔵されている「地図資料室」

立正大学の地理学科は約100年という、地理学がある大学の中でも長い歴史があります。そのため、熊谷キャンパスには数多くの地図・専門書と充実の研究環境があります。特に私がオススメなのは、学生たちが授業やフィールドワーク、卒業研究などでよく利用している「地図資料室」です。
今はWeb上でデジタル地図を見る機会が増えましたが、地図資料室には日本各地の古い時代から現在にかけての地形図が全てそろっています。自分の住んでいる地域がどのように変化してきたのか、地形図で確認してみるととてもおもしろいです。

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