立正大学/私のイチオシ
子どもたちの成長をさまざまな角度から考えて支える
社会福祉学部 子ども教育福祉学科
奥富庸一先生
※掲載内容は取材時のものです
コレ知ってる?
私たちの身の回りのICT環境は近年目覚ましい進歩を遂げており、教育研究の発展をもたらしていますが、幼少児への影響など、さまざまな議論もされています。例えば、幼少児期からスマホやタブレットに触れることで、視力の低下や内斜視が問題となります。子どもが元気に成長するためには、配慮すべき課題も山積しています。子ども学・幼児教育は、教育・福祉・心理などの知識を総合的に捉え、人とつながってみんなで人を支える、実践的な学問領域といえます。
この学問のココがおもしろい
子ども教育福祉学科では、子どもの健康や運動遊びに関する分野を研究しています。例えば、3歳児がブロック遊びをしていて、適当に積んでいるように見えても、ちゃんとストーリーが作られています。物事をイメージする力がついてきた証拠ですが、大人では考えもつかないような表現をしたりします。このような場面に出会ったとき、子どもの想像力に大きな可能性を感じます。「子どもたちが元気に、いつの間にか全力で遊んでいた」を応援するような研究を進めていきます。
キャンパスのお気に入りスポット
熊谷キャンパスの中心に立つ講義棟アカデミックキューブ1階にある、調べ物やレポートの作成ができるインターネットカフェと、そこに隣接するグループ学習スペースRiLLFore(りるふぉれ)です。おしゃれでリラックスできるRiLLForeには学生や教員が集い、ゼミや実習相談、研究の打ち合わせなど、自由な意見交換を行います。教育・福祉ではチームで協働して課題の解決をめざすため、ここでの活発なディスカッションを通じて専門職として必要な資質を伸ばします。