立正大学/卒業後の進路
対人関係における心理学の学びを生かした警察官になる
卒業後の進路:警察官
心理学部 対人・社会心理学科 4年
S.K.さん
※掲載内容は取材時のものです
どのように考えてキャリアを選んだか
中学生のとき、将来の夢に関して両親や友人に相談したところ、警察官が向いているのではないかといわれることが多く、自分でも納得のいく部分がありました。そのため、次第に警察官になることを真剣に考えるようになり、将来に役立つことが学べそうな対人・社会心理学科に進学しました。大学では「司法・犯罪心理学」「社会・集団・家族心理学」を受講し、犯罪が起きてしまう経緯や原因を学んだことにより、警察官になりたいという気持ちが強くなりました。
2年次の終わり頃から学内の公務員講座への参加や公務員試験の勉強に励み、無事、第一志望の警視庁から内定をいただくことができました。
キャリア選択のポイント
警察官は必ず人と関わる仕事であり、加害者以外にも被害者や民間の方と接する機会が多くあります。対人・社会心理学科では、「司法・犯罪心理学」以外にも「対人スキルトレーニング」「ステレオタイプの心理学」「コミュニケーション心理学」など、対人関係における心理学を幅広く学ぶことができます。これらの授業を通して人と関わることについて自信をつけられたことが、警察官になることへの後押しとなりました。
今後の夢・目標
警察官の一番の仕事は、地域住民の安心・安全な生活を守っていくことだと考えています。中には、警察官に対し不信感を抱いていたり、よい感情を持っていない人も一定数いると思いますが、そのような方々と関わることも必須になります。その場合も、今までの経験や大学での学びを生かして、積極的かつ友好的に人と関わることで、地域の方から信頼される警察官になりたいです。