東京医療学院大学/私のイチオシ
人間の可能性・不思議を学びから体験
保健医療学部 リハビリテーション学科/理学療法学専攻
手塚潤一先生
※掲載内容は取材時のものです
コレ知ってる?
皆さんは運動前に準備運動をしますよね。軽く走ってみたり、体をほぐしたり、アキレス腱を伸ばしたり。それぞれ体にどんな影響を与えて、どのような作用をしているのでしょうか?軽く走ることで心拍数を上げ、全身に回る血流量を増やします。関節を動かすことで関節の滑りを良くし、可動域を上げます。アキレス腱を伸ばすことで、筋肉を柔軟にし、スムーズに収縮できるようになります。何気なく習慣で行っていることでも、生理学や解剖学に裏付けされた理論があります。人体の不思議、まだまだたくさんあります。
この学問のココが面白い!
理学療法学では生理学や解剖学、運動学といった学問をベースとして、身体の構造から動き、動作の仕方など、人間の動きを中心に勉強します。慣れない靴を履いたときは、足だけではなく、全身が疲れますよね?歩くという動作一つでも、多くの筋肉、関節が活躍し、それを無意識に神経が自動で制御しています。最新のコンピューターにも負けない機能が人間には備わっています。
キャンパスのお気に入りスポット
本学の運動療法室には三次元動作解析装置(モーションキャプチャ)が設置されています。最新のCG映像やアニメーションに使用されている動作解析装置です。床反力装置も設置されていますので、人間の動作を多角的に捉えることができます。また、機能訓練室には、筋機能解析運動装置(CYBEX NORM)があり、さまざまな筋力を計測することができ、物理療法体験で超音波療法やマイクロ波療法の体験もできます。なかなか日常生活では目にすることがないものがたくさんありますのでぜひオープンキャンパスに遊びに来てください。