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常葉大学

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常葉大学/私のイチオシ

正解は1つじゃない、それが保育のおもしろさ

顔写真
保育学部 保育学科 3年 前田菜々子さん 静岡県立韮山高校 卒業

※掲載内容は取材時のものです

夢中になったきっかけ

私は高校生の頃、マーケティングや建築などにも興味があり、将来保育士になりたいとはっきり決めていたわけではありませんでした。しかし、高校3年生になり進路を定めようと思った時に、中学生の夏休みに参加した保育園ボランティアや、高校生の時の幼稚園での職業体験など、今まで自分から「やりたい!」と行動に移してきたことの多くが、子どもと関わることだったことに気づきました。
それから、改めて幼児教育について調べると、幼児教育の「質」を高めることが、子どもたちの将来の成果に良い影響を与えるという研究結果が発表されていることを知りました。さらに近年、教育の中でも注目されている分野であることにも興味が湧き、大学で学ぶことを決めました。

この学問のココがおもしろい

幼児教育には教科書がありません。例えば、1つのおもちゃを2人の子どもが取り合っていたとします。あなたならどのように対応しますか?「じゃんけんで決める」「話し合って決める」「順番に使う」どれも間違いではないと思います。
では、じゃんけんは何歳ぐらいからできるようになるのでしょうか?「譲り合う」「がまんする」ことは、いつ頃から求められるようになるのでしょうか?時には、子どもたちがどのように解決するのか、「見守る」ことが正解のときもあると思います。
高校生までは、試験などでたった1つの答えを求められることが多かったように思います。しかし、保育は正解が1つではありません。大学で保育について学ぶ中で、それが保育のおもしろさだと感じています。保育の学びを深め、子どもの年齢に応じた発達や興味関心などが把握でき、より一人ひとりにあった対応ができるようになることも、保育者をめざす上で大切なことだと感じています。

キャンパスのお気に入りスポット

ピアノレッスン室で指導を受ける

草薙キャンパスには、調理室や防音のピアノレッスン室、乳児用の身体測定キットやおもちゃなど、保育学生が実践的に学べる設備が充実しています!
私は大学に入るまで赤ちゃんのおむつの替え方を知らなかったのですが、保健の授業で紙おむつだけでなく、布おむつの替え方まで乳児の人形を使って実践的に学びました。私が実習を行った保育園は県内では3園しかない布おむつを使っている園でしたが、授業で学んでいたおかげで自信を持っておむつ替えをすることができました。
また、昨年は台風の被害で、静岡市清水区の多くの保育所・幼稚園・小中学校が休校となりました。そこで、普段はサークル活動で使う子育て支援室を使い、保育学部生による託児ボランティア「とことこ保育」を実施。園や学校が再開されるまで、子どもたちをお預かりする場になりました。

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