中京大学/私のイチオシ

私は日本とガーナのハーフで、日本で生まれ育ちました。自分のルーツがあるアフリカについて学びたくて進学先を探していたときに、中京大学の国際学部にアフリカで働いた経験のある先生がいることを知り、入学を決めました。在学中は一人でアフリカに渡り、現地の人との交流を通じて「将来はアフリカと日本をつなぐ仕事がしたい」とあらためて決意。4月からは、アフリカへ新市場開拓を進めている調味料・加工食品の大手企業で自分の目標に向かって挑戦し、アフリカと日本を結ぶ架け橋になりたいです。

アフリカ諸国が抱える問題のうち、最も興味があったのは南北問題などの貧富の格差についてです。「比較政治学」という授業の中で、アフリカ諸国を比較しながらさまざまな角度でこの問題について考えました。ディスカッション形式で行われる授業は、いろんな意見が聞ける楽しみや発見がある一方、自分の意見に対して「根拠がない」と指摘されてしまうことも……。より責任ある発言をするため、データ収集や裏付けをしっかりと行い、一貫性を意識するようになりました。この経験は就職活動でも生きたと感じています。

ガレリアがお気に入りです。屋内なのに滝が流れていて、初めて見たときは「すごい！おしゃれ！」と感動しました。テーブルやイスが置いてあって、カフェも入っているので、友人と勉強したり談笑したりして過ごしています。そのほかにも、国際学部生の学びの場としてリニューアルしたアネックス棟は、教室がキレイなだけでなく、駅直結でアクセスもよいので、よく利用していました。
高校生までは陸上部に所属していて、陸上競技が私の全てでした。でも、中京大学に入って背中を押してくれる友人や先生と出会い、世界がぐんと広がったと思います。