びわこ成蹊スポーツ大学/私のイチオシ
選手をケアするアスレティックトレーナーをめざす
※掲載内容は取材時のものです
夢中になったきっかけ
私がアスレティックトレーナー(以下、「AT」)に関心を持ったのは中学生の時です。ATの方と実際に関わる中で業務内容を知っていき、「選手としてサポートしていただいた分、将来は私が支える側になりたい」と思うようになりました。
高校では部活漬けで、学校の授業でしか勉強をしませんでしたが、びわこ成蹊スポーツ大学に入学してからは、トレーナーに関することを毎日勉強してきました。そして、トレーナーになりたい学生が集まる勉強会では、わからないことを教え合い、教える立場になって理解をより深めるなど、トレーナーに関する豊富な知識を身につけることに注力しました。
この学問のココがおもしろい
ATでは、ケガや応急処置に関することはもちろん、その他の疾患や栄養、生理学など幅広い知識が必要です。ATは選手に対して、トレーニング指導をしたりテーピングを巻いたりするというイメージがありましたが、大学で深く学ぶにつれ、それだけじゃダメなんだということがわかり、たくさんの分野について積極的に学びました。中でも「生理学」については、目に見えないホルモンや神経など初めて触れる知識ばかりで、トレーニングにどのような影響を及ぼすかを考えながら勉強するのが面白いです。
キャンパスのお気に入りスポット
おすすめのスポットは、私が実習や授業で何度も使用した「AT実習室」です。ここには、コンディショニングやトレーニング、リハビリなどに必要な機材や道具がたくさん配置されていて、何人もの選手の対応をしてきました。また、教材も置かれているため、わからないことをすぐに調べたり、AT資格の筆記試験の勉強も行うことができます。
先生方は、普段触ることができないような機材も触らせてくれるため、最新の知識を身につけることができます。