京都女子大学/志望理由
保健・教育領域と福祉領域を学び、心身をケアできる養護教諭に
発達教育学部 教育学科 養護・福祉教育学専攻* 2年
S.H.さん
京都府・福知山成美高校 卒業
※掲載内容は取材時のものです
興味をもったきっかけ
私は将来、子どもたちの心のケアや自立に向けた成長の手助けができる養護教諭になりたいと考えています。
きっかけは、高校に入学して4日目に出会った養護の先生の存在です。私は急な環境の変化になじめず、漠然とした不安でいっぱいでした。その時、先生が話を聞いてくださったことで心が軽くなり、その後の高校生活を楽しむことができました。このことから、私も子どもが本音を話せるような養護教諭になりたいと思いました。
この大学を選んだ理由
京都女子大学を選んだ理由は、教育と福祉を同時に学ぶことができるからです。養護教諭には保健や教育の知識だけでなく、家庭環境や障害など福祉の知識が必要だと考え、第一志望にしました。
養護・福祉教育学専攻*は、保健・教育領域と福祉領域を同時に学べ、それは心理共生学部になっても変わりません。私のなりたい養護教諭になるために、養護の知識だけでなく、教育や社会福祉の観点から幅広く学びたいと考えました。
社会との関わり
教育の歴史や現代教育の方法を学ぶなかで、教育の立場やあり方、求められることが時代によって大きく変わっていることを知りました。
学習指導要領が立案された1947年と、私が小中学生だった時、そして現在の学校現場では、評価する観点や教育内容など変化した部分がたくさんあります。そのため、私が小中学生で受けた授業での常識が、今の教育現場では通用しない、ということが多々あります。
しかし教育の歴史を見ればそれは当たり前のことであり、これから先も時代の変化に合わせて自分の知識を常に更新していくことが重要であると思っています。
*2024年4月、心理共生学部 心理共生学科に改組