京都橘大学/卒業後の進路
最高の学びの環境で得た知識や技術をいかし、多くの命を救いたい

※掲載内容は取材時のものです
どのように考えてキャリアを選んだか

高校生の時に、119番通報を行った経験が救急救命士をめざすきっかけです。切迫した状況で自分も周囲も不安な中、救急隊が駆け付けてくださった時の安心感を今も覚えています。人命救助の最前線で働く姿に感銘を受け、深く調べるうちに消防官の仕事に憧れを抱き、卒業後の目標となりました。
消防官として活躍するためには、公務員(消防官)採用試験に合格する必要があります。公務員採用試験に向けては公務員試験支援センターに何度も足を運びました。自己分析や面接練習、エントリーシートに関するアドバイスなど、手厚いサポートをしていただきました。
キャリア選択のポイント

この4年間、最新の実習設備が整う、最高の環境で学びを深めてきました。救急医療に留まらず災害対策や地域防災についても関心を持ち、市民の方々と協働した地域防災力強化に向けた取り組みが大切であることも学びました。また、地域連携活動であるメディカルラリーや臨地実習、サークルなどの課外活動を経験して、他職種連携の重要性や救急救命に関する知識をアップデートしていく必要性を実感しました。
学び続ける姿勢を身につけることができた大学の環境と、同じ志を持つ仲間こそが消防官をめざす上での、一番の原動力となりました。
今後の夢・目標
常に市民の皆様の視点に立ち、地域と消防組織が「協働」し「災害に強い街づくり」を実現できる消防官になりたいです。
いつ起こるか分からない大規模災害や、今後発生の可能性が高まっている南海トラフ地震により想定される被害に「公助」の力だけでは太刀打ちできないことは明確です。私は地域の方々と共に「自助・共助」による防災力強化に向けた最善の活動を追求し続け、京都橘大学で学んだことを最大限いかしながら、さまざまな人々と互いに協力し支え合い、1人でも多くの命を救えるようになりたいと思っています。