さがびじゅつ

嵯峨美術大学

私立大学 京都府

嵯峨美術大学/志望理由

後継者不足が課題の染織業界を支える一人として活躍したい

顔写真
芸術学部 デザイン学科 3年 増井美遥さん 京都市立銅駝美術工芸高校(現:京都市立美術工芸高校) 卒業

※掲載内容は取材時のものです

興味をもったきっかけ

私は美術系の高校に通っていて、日本画や漆芸、デザインなど様々な分野から何を専攻するかを悩んでいたとき、校外学習で西陣織を扱う工房を訪れる機会がありました。素晴らしい技術を目の当たりにしながら、伝統工芸である西陣織の後継者が減っているというお話を伺いました。この素晴らしい技術はこの先もずっと受け継いでいかなければならない、私も伝統工芸を支える1人になりたいと思い、染織を学ぶことを決めました。

この大学を選んだ理由

オープンキャンパスで嵯峨美術大学を訪れたとき、先生方や校内の雰囲気が自分に合っていると感じました。少人数制で、実習室には個別の制作スペースがあり、学園祭などのアートフリマでは学生が制作したグッズを販売するなど、美術大学ならではのイベントも魅力でした。
私が在籍する「染織・テキスタイル領域」は、昔ながらの染めや織りの技術をはじめ、デジタルプリント、電気と布を組み合せるe-textile、服作りを学ぶ授業など実習内容が充実しており、幅広い分野に視野を広げることができます。

社会との関わり

授業では地域と連携したさまざまなプロジェクトに参加する機会があります。私は2年次に西陣織が盛んな地域の小学校との合同プロジェクトに参加しました。小学6年生が卒業式のときに会場に飾る3メートル程の大きな幡(ばん)を制作するプロジェクトで、デザインから織りあげるまでを小学生と西陣織の工房と協力して行いました。西陣織の織り機を触るのは初めてで難しいと感じることもありましたが、貴重な経験になったと思います。
他にも、学生がデザインして、職人さんに織っていただいた布をギャラリーで展示するプロジェクトなど、学外の方と関わる機会が多くあります。

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