きょうとかちょう

京都華頂大学

私立大学 京都府

京都華頂大学/私のイチオシ

「世間」を研究することで日本の文化や歴史を知る

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日本文化学部 日本文化学科 新矢昌昭先生

※掲載内容は取材時のものです

コレ知ってる?

「座学と実践」の両方から学ぶ

皆さん、ボランティアに参加されたことはありますか。私の研究テーマは「世間学」ですが、私が受け持つ「社会参加とボランティア」の講義では「座学と実践」の両方からボランティアについて学びます。ボランティア先は「祇園祭の綾傘鉾」や「釜ヶ崎の炊き出し」などで、まずは座学で現地の概要・歴史について知識を深めます。その後、実際にボランティアへと向かいますが、あらかじめ地域の歴史や文化について学んでから赴くことで、より意義が深まると考えています。

この学問のココがおもしろい!

「世間学」で取り上げる「世間」とは、一般的に地域や学校など私たちを取り囲む人間関係と言われています。日本では「わたし」が世間から排除されることを恐れ、社会よりも「世間」を優先し「わたし」をあまり出さない傾向があります。江戸時代までの「世間」は共同体で「見える世間」でしたが、明治以降は外国からの文化が入り視野が広がりました。そのため、人々の視線を気にする「見えない世間」が加わり、生きにくさが生まれたという考えはとても興味深い文化の一つなのではないでしょうか。

キャンパスのお気に入りスポット

日本文化を感じられるキャンパス

オープンキャンパスでチェックしてもらいたい点として、文化・文学・歴史を学びたいなら図書館を、保育者をめざすならピアノの設備を、管理栄養士をめざすなら実験・実習教室です。どこもきれいに整備されており、先生や在学生が丁寧に案内してくれるので、安心して見て回ることができますよ。また、キャンパスは知恩院の敷地内にあり落ち着いた環境です。キャンパスの屋上からは京都市内を一望でき、学生の憩いの場となっていますので、コチラもおすすめです。

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