関西学院大学/志望理由

この学問分野に興味を持ったきっかけは高校の授業です。高校のコースや自分の好み的にも幅広く理系の学問に興味を持っていました。理科は物理と化学を選択していたので、この2科目を生かして受験できる大学を考えていました。そして、有機化学を学び始め、応用化学分野は構造を考えたり、製薬にも関わる分野であることを知ったことでさらに興味やおもしろさを感じ、応用化学という分野を学びたいと思うようになりました。

関西学院大学出身の化学の研究者である知人がきっかけで、進学先として選びました。幼い頃から地球温暖化などの環境問題に対する興味があったことに加えて、応用化学を学びたいという考えから、化学の視点で環境問題の解決に貢献できたらと思い、環境と応用化学を一緒に学べる環境応用化学科に魅力を感じました。また、設備が整った環境で化学の基礎実験ができる点にも惹かれました。化学系や地学系の基礎を学んでいく中で、これらの学問が私たちの生活、環境に結びついていることを実感しています。

環境や化学について学びを進めていく中で、近代の生活は天然資源などを主にして発展し豊かになっていることを実感できますが、大量の消費や廃棄が起こり、環境破壊といった問題も併発しています。そんな中、ただ消費しつくされる社会を待つのではなく、持続可能な社会への転換を実現したいと考えるようになりました。そのためにも、環境問題解決のための基礎能力を身に付け、どのようなアプローチが環境にも私たちの生活にも良いのかを模索したいと考えています。