広島工業大学/先輩の学生生活体験記

地球環境学科の選択授業は、主に「地球科学分野」「環境共生分野」「環境情報分野」の3つに分かれています。その中で私は、地球科学分野と環境情報分野に力を入れて学んでいます。
地球科学では、これまで学ぶ機会のなかった大気圏や地圏について、基礎的な内容から学習しています。たとえば、1年次には大気の大循環について学んだり、私たちの地球の周囲を回っている人工衛星について学んだりしました。「聞いたことはあるけれど、詳しくは知らなかったこと」を学べるので、とても楽しく、興味が深まっています。

高校では学ばなかった分野や、苦手な科目がある学生もいるため、教育学習支援センター（通称 LACナビ）という授業時間外に先生と復習できる時間が設けられています。そのため、学習の不安があってもサポートを受けやすく、安心して授業に取り組むことができます。
私は特に気象に興味があり、気象予報士の資格を持つ先生や先輩と勉強会ができる環境が整っていることに、大変魅力を感じています。このような学びの機会があることは、入学して本当に良かったと感じている点の一つです。
また、私は実家から通っているため、普段はお弁当を持参していますが、時々は学食で昼食を取ることもあります。食堂は広々としており、いつも多くの学生で賑わっています。明るく活気のある雰囲気の中で楽しく食事ができるのが魅力です。メニューも豊富で、麺類や丼もの、定食などバリエーションがあり、飽きずに安く食べられるのも嬉しいポイントです。

大学を選ぶ際には、自分の「やりたいこと」をしっかりと把握した上で探すことが大切だと思います。まずは、「自分はこの分野に興味があるな」「学校の授業でこの分野が好きだな」と感じることを見つけることから始めてみてはいかがでしょうか。
そして、志望する大学の対策をしっかりと行いましょう。たとえ希望していた大学に進学できなかったとしても、その選択が間違いではなかったと思えるような努力を続けていくことが大切です。進路を選ぶうえでは、悩むことも多いと思いますが、ひとりで抱え込まず、まわりの人に頼ることを忘れずに、前向きに頑張ってください。