九州医療科学大学/志望理由
臨床現場で使用されている医療機器と同様の設備で授業を受けられる
※掲載内容は取材時のものです
興味をもったきっかけ
私が臨床工学技士になりたいと思ったのは、看護師である祖母から教えてもらったことがきっかけです。
自分の周りに医療職が多かったことから、将来は漠然と人の役に立てる医療関係の職に就きたいと考えていました。また、幼いころから車やロボットなどが好きで、機械に興味を持っていました。
中学の職業研究の際に、祖母から教えてもらった臨床工学技士について調べていくうちに、人工呼吸器や人工心肺装置といった生命維持管理装置に興味を持ち、患者の命をつなぐ機械のスペシャリストとして活躍する臨床工学技士に憧れを抱くようになりました。
この大学を選んだ理由
学内実習が充実していることや、各分野におけるスペシャリストである先生方からの講義を受けられること、実際に臨床現場で使用されている医療機器と同様のものが学内に設置されており、授業外でも触れることなどが魅力です。
教科書などの文面と座学だけではわかりにくい電気電子工学など回路素子の振る舞いや回路構成を、実際に回路を組み立てることで、より深く理解できます。また、人工呼吸器や人工透析装置などをはじめとする装置に実際に触れ、操作・設定条件の変更による変化などを見ることで、より興味を持って学習することができます。
将来の展望
現在、臨床工学技士国家試験合格を目標に勉強中です。
また、大学の先生方からは、「学校では医学3割、工学7割の勉強だが、臨床現場ではそれが逆転して医学7割、工学3割の勉強」だと言われます。専門知識に加えて高い倫理観やコミュニケーションスキルも求められることを学びました。
実践で活躍できる臨床工学技士になれるよう、専門知識やコミュニケーションスキルなどを磨き、がんばりたいと考えています。