こうくうほあん

航空保安大学校

準大学 大阪府

航空保安大学校の詳細情報

学科・定員・所在地

学科・定員

航空情報科(約20名)
航空電子科(約30名)

所在地

1~2年:大阪

※変更の場合もありますので、学校が発行している資料やホームページにてご確認ください。

プロフィール

●航空関係業務に必要な知識・技能を身に付ける
●研修を通して航空全般に関する知識を広げる
●安全運航を支えるための知識と技術を身に付ける

航空情報科は、航空管制運航情報官を育成し、航空機の運航を支援します。パイロットへの必要な情報の提供、飛行計画の受理、空港の管理、行方不明になった航空機の捜索救難をはじめとする航空機の安全かつ円滑な運航を担うさまざまな業務を行います。
航空電子科では、航空管制技術官を育成。無線電話・レーダー等の管制施設や、悪天候時でも航空機の航行を可能とする航空保安無線施設などの運用と維持管理を担当するエンジニアで、管制情報処理システム等の設計・開発に携わる業務も行います。

【学生数】

101人(2023年5月1日現在)

【専任教員数】

19人(2023年5月1日現在)

航空情報科

【講義・学問分野】

心理学、法学、数学、物理学、英語、航空法規、電波法規、無線工学、航空気象学、航空機概論、ヘリコプター概論、航空情報業務論、航空通信業務論、飛行計画論、運航監視論、許認可論、危機管理論、計器進入方式、航空無線施設概論、航空管制概論、航空航法、対空援助論、管制通信論、飛行場情報論、ITインフラ概論 など

航空電子科

【講義・学問分野】

心理学、法学、数学、応用数学、物理学、英語、電波法規、航空法規、航空気象概論、航空機概論、航空管制概論、運航情報業務概論、飛行検査概論、電気磁気学、電気回路学、電子回路、無線機器学、空中線理論、コンピュータシステム基礎、情報ネットワーク理論・演習、航空通信システム理論、航法システム理論、着陸システム理論、監視システム理論、管制情報処理システム概論、航空衛星システム概論、信頼性技術理論、安全管理論、管制技術業務論、保健体育 など

学部の特色

航空関係業務に必要な知識・技能を身に付ける

航空情報科
航空管制運航情報官を育成し、航空機の運航を支援します。パイロットへの必要な情報の提供、飛行計画の受理、空港の管理、行方不明になった航空機の捜索救難をはじめとする航空機の安全かつ円滑な運航を担うさまざまな業務を行います。

[航空管制運航情報官]
航空機の運航に必要な情報の収集・提供をはじめ、飛行計画の審査、航空機の運航に関する許可、航空機の捜索救難、滑走路や駐機場などの飛行場面管理、さらに無線を使用して航空機の運航をサポートするための情報提供および管制機関と航空機との間の管制承認等を中継するなど、多岐にわたる業務を行います。

[航空管制通信官]
無線を使用し、主として洋上を航行する国際線の航空機に対して、管制承認等の伝達および航行の安全上必要な情報等を提供する業務を行います。

航空電子科
卒業後、全国各地の航空官署で航空管制技術官として活躍するために必要な基礎知識、技術を習得します。 一般教養や電子工学、管制システムなどの専門分野の科目について幅広い研修を実施します。

研修を通して航空全般に関する知識を広げる

南紀白浜空港での研修

航空情報科
校外研修は1年次に2回、2年次に4回予定されています。
2年次の校外研修先の1つである南紀白浜空港は飛行場対空援助業務が実施されている空港であり、2年次の実習で学んだ業務の内容を実際の空港で見学できることは学生にとって貴重な経験となっています。南紀白浜空港では、管制塔で航空管制運航情報官が飛行場対空援助業務を行うところを間近で見ることができます。また、空港内に設置されている気象測器の説明を受けたり、消防車両の説明も受けることができます。

航空電子科
航空管制技術官が働いているさまざまな職場へ出向き、校外研修を実施しています。
2年次の校外研修では安全意識の更なる向上を図るためJAL安全啓発センターでも校外研修を行っています。また、2年次には関西空港にてインターンシップも行っており、実際の業務を経験する機会も設けています。

安全運航を支えるための知識と技術を身に付ける

SDECC(システム開発評価・危機管理センター)

航空情報科
2年次の校外研修先の1つであるSDECC(システム開発評価・危機管理センター)は、大阪国際空港の近隣に位置しており、安全で効率的な運航というニーズに応え、またリスクに備えるため、システムの開発・評価・運用支援並びに危機管理に関する業務を行っています。航空管制運航情報官が使用するシステムについて学ぶこと、また将来の配属先の一つである場所を見学できることは学生にとって貴重な経験となっています。

航空電子科
航空電子科2年生は卒業前に2年間の集大成として「CNS/ATM総合」に取り組みます。この科目は各種専門実技科目で学んできた専門知識・技能に加え、他職種との関連、航空業界全体に関する理解を深め、航空保安業務を行ううえで必要な総合力を養う集大成の科目となっています。1年次から積み上げてきた基礎的な理論をベースに、本科目に取り組むことで、航空管制技術官として働くための基礎的な力を身に付けることができます。

学べること

航空情報科

飛行場情報演習
運航支援に関する知識・技能を習得

実習では、飛行計画や航空機の更新内容などの情報を入力するシステム端末を用いてパイロットから通報される飛行計画の審査・受理、航空機の運航監視や南紀白浜空港をモデルにしたシミュレータを用いて無線電話による航空機への情報提供などを学びます。2年次後半には、各業務の実習を連携させた実践的な総合実習を行い、実際の業務の感覚を培います。

航空電子科

プログラミング実習
座学だけでなく実習で学びを深める

研修では、座学講義だけでなく、基礎的な理論や技術を自身のものとするための演習や実験をはじめとして、修了後直ぐに必要となる技能を習得するため、実際に空港や航空交通管制部に設置されている無線施設や測定器などを使った実習も行います。

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