聖和学園短期大学/みんなのQ&A

キャリア開発総合学科では、ある分野の理解を深めるために合わせて履修するのが望ましい科目群を「ユニット」と呼んでいます。資格取得に直結する科目をまとめたユニットもあります。たとえば、「ビジネス実務士」ユニット（11科目22単位）をすべて取得すると「ビジネス実務士」の資格を取得できます。
そして「ビジネス実務士」「上級情報処理士」「金融」などジャンルが近いユニットを集めたのが「系」と呼ばれ、この場合「ビジネス情報・金融」系ということになります。

「系」は一つに絞る必要はありません。複数の「系」にまたがってユニットを選ぶことができます。所属学生の多くが複数の「系」を組み合わせて勉強し、視野を広げたり、ジャンルの違う資格取得に挑戦したりしています。もちろん、一つの系の勉強を突き詰めることも可能です。

入学直後のオリエンテーションで、学科でめざせる資格や、その資格がどのように役立つかの説明を受けた後、入学者は取得をめざす資格に応じて系やユニットの組み合わせを考えます。ただし国家資格の「製菓衛生師」を養成する製菓・カフェ系製菓衛生師養成課程の場合、入学選抜に出願する段階で申し込む必要があります。

ユニットになっている科目とは異なり、一つずつ選択できる科目のことです。ユニットにまとめられている科目は原則としてすべて履修する必要がありますが、フリー科目群は科目のまとまりとは関係なく一つずつ選択でき、履修することで社会人としての教養や人間性を高めることができます。

教職科目を合わせて履修することで、保育士資格と幼稚園教諭二種免許状を取得できます。この2つの資格・免許は2年間のカリキュラムに組み込まれているため、ほとんどの学生が両方取得しています。卒業後は保育所と幼稚園が選択できるほか、認定こども園への就職を希望する場合は2つの資格・免許を持っていることが必須となります。

保育の現場ではピアノの技能は大切なもののひとつです。保育学科ではピアノの個人レッスンが組み込まれており、初心者でもわかりやすい指導を受けることができます。ピアノの授業以外でも、レッスン室で自主的に練習することができます。1年後にはピアノを弾きながら歌うこともできるようになります。