仙台赤門短期大学/志望理由

私が看護師になりたいと思ったのは、高校1年の冬、祖父が緩和ケア病棟に入院したことがきっかけです。看護師の方が祖父の看護だけでなく、私たち家族の漠然とした不安にも親身になって寄り添い、精神的に支えてくださいました。それ以来、患者さんだけでなくその家族までサポートをする看護師という職業に憧れ、私も患者さんと周りの方々を少しでも笑顔にできる存在になりたいと思うようになりました。

看護師になるための知識に加え、東洋医学についても学ぶことができるところに魅力を感じたからです。実際の講義では専門の講師陣による指導のもと、リラックス効果が期待できるマッサージ方法や看護ケアに有効なツボ押しの知識・スキルなど正しく身に付けることができます。友達同士で体験しながら学ぶことができるため、効果を体感することができます。また、臨地実習でどのように生かしていくと良いのか考えながら学ぶことができるので、この学校を選んで良かったと感じています。

医療技術の進歩によって高齢者の平均寿命や健康寿命が伸びていくことで、今後は地球全体で高齢者を支えるしくみが重要になってくると感じました。看護の対象や療養の場が多様化している社会において、多職種と連携して患者さんやその家族をサポートする看護師には高い倫理観やコミュニケーション能力が求められます。看護師資格の取得に向けた勉強はもちろんですが、これまで学んできたコミュニケーション方法について再度振り返り、理想の看護師像に近付けるようがんばりたいと思います。