秋草学園短期大学/私のイチオシ
子どもたちのやりたい事を全力で応援できる保育者になってほしい

※掲載内容は取材時のものです
コレ知ってる?
幼稚園や保育所の先生になるためには、「子どもの心や体の発達」について詳しく知っておく必要があります。その中でも「心理学」を学ぶということは、子どもだけでなく、保護者や職場の同僚など、自分が関わる人たちとの関係性を築く上でも、そして何より自分自身としっかり向き合うために、とても役に立ちます。子どものイヤイヤ期にはどう対応すればいいの?相手を不快にさせないコミュニケーション方法は?やる気が出ないときにはどうしたらいいの?などなど。いつも感じている「なんだかわからないモヤモヤや悩み」も、原因がわかればその対処法も見つかるはずです。大学での学びを通して、心理学的視点をもって、子どもを知り、自分らしさを発見してみましょう。
この学問のココがおもしろい!

みなさんは「やる気」がある方ですか?私の研究テーマの一つは「やる気」について。これはとても面白いテーマです。「いい成績をとったら、お小遣いをもらえるから、勉強を頑張る!」このようにご褒美で「やる気」をアップさせることは、本当に効果的なのでしょうか?中には、せっかく「楽しいからやっていた」ことなのに、一時的にご褒美をもらって、その後それがもらえなくなったらもう「やる気までなくなってしまった」ということがあります。これをアンダーマイニング効果と呼びますが、人の心というのは周りの一言やちょっとした行為によって、変わってしまうことがたくさんあります。中でも、成長途中の子どもにとって、まわりの大人の影響はとても大きいです。その子が本当にやりたいと思うことを全力でできるように応援をする、そんな保育者になってほしいと思い、日々学生たちと過ごしています。
キャンパスのお気に入りスポット

保育の現場では、ピアノを弾きながら楽しく歌うという活動が欠かせません。本学では、ピアノ初心者でも安心して学べる授業が充実していて、いつでも誰でも自由に使える個人の練習室が46室、学内全体では103台のピアノがあり好きな時に好きなだけ練習できます。ここが、私のオススメスポットです。また、オープンキャンパスや学園祭では、ぜひ学科の部屋を見てください。学生たちが授業で発表した資料や映像、子どもたちが楽しめる手作りおもちゃ、行事を全力で楽しむ様子など、幼児教育学科の学びを体感できます。学科の教員たちとも気軽におしゃべりできますので、遊びに来てくださいね。