秋草学園短期大学/卒業後の進路
0・1・2歳児とも関われる保育士として子どもたちの成長の場を作る

※掲載内容は取材時のものです
どのように考えてキャリアを選んだか

私は幼少期から「保育者になる」ことに憧れを抱いていました。そして小学校での調べ学習、中学校での職場体験、高校での保育の授業などを経験していくうちに、次第にその気持ちは強まっていきました。「保育者」という夢が明確だったため、進路を決める際には最短の2年間で「幼稚園教諭二種免許状」と「保育士資格」が取得でき、公立保育士に向けた勉強もできる秋草学園短期大学を選択。実習や授業で多くの経験を積み重ねていくうちに、「愛着などが大切な時期である0・1・2歳児とも関わることのできる保育士」として働きたい、と思うようになりました。
キャリア選択のポイント
最初は公立保育士という言葉も知らず、就職先も幼稚園にするか保育所にするかで迷っていました。しかし、学んでいく中で、0・1・2歳児に関われる保育士になりたいと思ったこと、実際に公立保育士として働いてきた方の経験や福利厚生のよさなどを知り、「チャレンジするなら勉強や練習の時間を取りやすい学生時代がいい」と考え、公立保育士をめざすことにしました。また、0・1・2歳児は特に成長が早く、たった2週間の実習の中でも成長する姿を見ることができたり、駆け寄ってきてくれる子どもがいたり、「やりがいと幸せを感じる仕事だな」と実感したのも決め手の1つになりました。子どもたちの成長につながるような環境を作っていきたい、そう強く思ったことが、キャリア選択のポイントです。
今後の夢・目標
私が就職する予定の公立保育園では、ほかの認可保育園に比べて、より積極的に統合保育を行っています。統合保育とは、障がい児と健常児を一緒に保育するという一つの保育方法です。現在は障がいのある子どもも増えてきているので、障がい児と健常児がどうすれば一緒に居やすい環境を整えられるか、どのような環境が子どもたちの成長につながっていくのかを日々の保育を通して学び、よりよい保育につなげていきたいと考えています。また、多くの先輩保育者の方に経験談を聞いたり、相談してアドバイスを受けたりしながら、一緒に保育をしていきたいと思っています。