東京家政大学短期大学部/志望理由

私が保育者をめざしたきっかけは幼稚園の先生との出会いです。私は双子で兄がいます。当時の兄はやんちゃで、幼稚園でも兄が先生に怒られないかと私はいつも心配していました。担任の先生はそんな私に気づき、「自分のやりたいことをやって、困ったときは我慢しないで先生にお話ししてね」と温かい言葉をくれました。どんなときでも自分の味方でいてくれる先生に憧れ、保育者になりたいと思いました。その後、中学校での職場体験や短大での実習を通して、より幅広い年齢の子どもの成長を見守れる点に惹かれ、保育士になろうと具体的に夢を決めました。0～5歳までの子どもたちと長時間かかわり、保護者と一緒に成長を感じることができるのは保育士の最大の魅力だと思います。

保育士資格と幼稚園教諭免許のどちらも取得できる大学・短大を調べて、４校のオープンキャンパスに参加しました。保育者として早く現場で経験を積みたいという思いと2年間という短い期間で濃い学びができる方が私の性格には合っていると感じたため、短大を志望しました。2つの資格・免許の取得をめざし、1年次から実習に行く忙しい毎日だったとしても、友人たちと充実した学生生活やプライベートを楽しみたかったので、学校や学生の雰囲気も重視しました。

子どもだけでなく保護者にも信頼される保育者になることが私の目標です。安全で楽しい保育を行うためには、保護者の方々の協力が必要不可欠です。些細なことでも相談してもらえるように「この先生なら何でも話せる！」と、子どものこと以外の話も気軽にできる明るく、前向きなエネルギーのある保育者になりたいです。また、私自身がそうであったように、子どもたちにとって保育者の存在は心の支えであり、特別だと思っています。実習を通して、子どもたちから多くのことを学び、新たな気づきを得ました。日々成長していく子どもたちに負けないぐらい、私も人として保育者としても一緒に成長していきたいと思います。